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posted 2013-02-22 00:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
主人公の<塚崎多聞>は 『月の裏側』 (200年3月刊行)以来の再登場で、5話の短篇からなる構成が組まれています。 小説をあまり分類するのは好みませんが、「ミステリー」の範疇なのですが、なんとも不思議な世界が広がる物語が展開しています。 <トラベル・ミステリー>との言葉が出てきますが、特定された地名...
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posted 2013-02-19 03:57
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
一般人(カタギ)としては馴染みのない世界ですが、高倉健や鶴田浩二などが主演した任侠映画やヤクザ映画などの影響で、暴力団を見る目に国民的感情として甘さがあるのは拒めませんが、やはり撲滅させるべき団体には違いありません。 著者は暴力団などを取り締まる窓口となる第四課などが無くなると、警察も困るとの皮肉を...
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posted 2013-02-18 02:50
Slow Life & Trips
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wahootaste
よく相方と議論をします。 たまたま垣間見た、USAのごく一般の家庭を訪れ、フランクに家中を案内する それが、突然であってもワザワザ片付けたり、慌てたりせず堂々と家の中を 紹介してくれます これって、日常的にシンプルな生活観と片付けの上手さが備わっているから ではないでしょうか 初めての訪問者にも、冷...
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posted 2013-02-17 07:01
ギター余話
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Toshiaki Nomura
言わずと知れた2007年度の芥川賞作家の作品だ。 芥川賞受賞の前の2005年に文藝賞を受賞したデビュー作。 タイトルの語感から受けるロマンチックな部分は全くない。 大学中退の20歳の女の子と年上の喫茶店の女主人との話だ。 中退する女の子の心情というのは、 いつの時代も大体共通したものがある。 感受性...
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posted 2013-02-17 02:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
2002年から創設されたノベライス・コンテストの「このミステリーがすごい!」大賞も、昨年度まで11回を数えていますが、『トギオ』は2009年第8回の大賞受賞作です。 ミステリーというよりは、近未来のSF小説といった趣があり、謎解きを期待する人には馴染めない物語ですが、なんとも不思議な世界を味わえた一...
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posted 2013-02-15 23:03
猫の揺りかご Blog
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hotaru
さとみちゃんは好きな女優さんの1人。 演技派だなって思って、注目してた。 この人の生き方や考え方を知ったら、 「私もこの人のようになりたい」っていう、 目標みたいなのを持てるかな。 そしたらもっと、りんとした生き方ができるかな。 そう思って、このエッセイに手を伸ばした。 得られたものは、思っていたも...
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posted 2013-02-15 03:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
石田衣良の小説としては、 『夜の桃』 ・ 『逝年』 を読んでいますが、正直なところ好きな作品傾向ではありません。 ただ、現在の若者の恋愛感情や現代社会の分析には、いい参考書になるなとみています。 今回は、著者のエッセイ集を読んでみました。 <R25>という、首都圏を中心にリクルートが発行するフリーペ...
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posted 2013-02-13 02:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
反イラン派のレヴィ上院議員が、一人のテロリストに襲撃され、護衛していたSP共々殺害されてしまいます。 調査の結果、テロリストとして<ジェイソン・マーチ>が浮かび上がりますが、もとアメリカ陸軍の訓練中に仲間を射殺して逃亡していた男です。 <マーチ>の上司であった<ライアン>は、この事件を機にCIA組織...
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posted 2013-02-12 02:12
季節の匂い
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紫
先日、中三女子と話していると、この本を紹介してくれました。 そういえば、昨年卒業していった生徒たちがよく読んでいる本でした。 上橋菜穂子さんの作品の『守人シリーズ』の扉が開かなくて、 この作者は苦手意識があり、手に取れなかった本です。 折角すすめてくれたので、読むことにしました。 内容(「BOOK」...
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posted 2013-02-11 07:10
ギター余話
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Toshiaki Nomura
北アフリカのチュニジアから始まった、 アラブの春といわれる民主化革命。 日本のマスコミのニュースでは、 一方的にカダフィやムバラクなどの、 独裁者がいけないという印象の報道だった。 確かに何十年も及ぶ独裁政治は腐敗が横行していたことも確かだろう。 しかし、この本を読むと単純にそれが悪で、 倒したこと...