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posted 2017-01-13 17:06
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
今日はどうやら冷え込むそうですよ 「寒い」と言えば その文字が 氷になって頭へ落ちて来ます 注意してくださいね 六十年に一度 太陽系もびっくりの超大寒です 繰り返しますが 言葉が凍ってしまうくらい 寒くなってしまうので 外へお出かけの時は くれぐれもご注意ください でも、嬉しいこともあり 言葉が凍っ...
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posted 2017-01-12 06:44
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
夕暮れのラッキー 真っ赤な太陽に うわっ と、瞳を大きくする 場所と時間を合わせれば そりゃ、素敵に出会えるさ でも僕は偶然のラッキーに とても喜びを感じる ラッキーは 生きていてよかったがある わかりやすい幸せ たまたま その時に君を見つけ 手を繋いだラッキーに ふたりが真っ赤に染まる 最高のラッ...
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posted 2017-01-11 23:42
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
動くLED電光掲示板 繰り返すオススメの文句 一向に進まない世界に 通り過ぎてはため息をついて あなたは心が揺れることに 強くありませんから 昨日と違う今日と思い込んで 私のマンネリズムも勘違いされて ところで 上手に歩いていますか 上手に存在していますか 飽きもせず自分をしていますか あなた自身を...
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posted 2017-01-11 05:23
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
溺れやしない 安心の浅瀬が続いて 僕らは手を離さずに歩く 伝えたい言葉すら 忘れてしまうくらい素敵で 君の描いた絵を進みながら 僕は幸せを噛みしめ 想い出の涙に揺れている ゲンジツ・ハ・スデ・ニ・ユメノナカ マドロム・ハ・イマ・ヲ・ウミノナカ ケド・ムジョウ ソレ・ハ・ムジョウ サメル・ムジョウ 到...
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posted 2017-01-10 02:29
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
昔から犬猫になぜか好かれる だから膝の上に猫をのせていると なんで、お父さんばっかり と、家族にやきもちを焼かれてしまう 学生の頃 学童保育でバイトをしていた時 今日は団地の学童へ行ってください と、言われ初めてそこへ向かった 建物の横には鎖に繋がれた犬がいて 近寄ると懐いてくれて 撫でると気持ち良...
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posted 2017-01-09 13:56
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
夜が明ける前の静けさ 新鮮すぎて怖い空気の中 子どもだった私は親に連れられ 上野駅へ向かう 夏休みになると列車に乗り 母の実家 山形に行くのである とくに嬉しい気持ちもなく 上野駅のホームにしゃがみ込み 自由席の列に並ぶ ドアが開けば走って 座席を陣取る それは子どもらの役目だった 向かい合わせの座...
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posted 2017-01-09 00:37
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
冷たきの 冷たき無くし ひとひとり 忘らるる ことさえ無くし いざ行かん 冷たきの 冷たき無くし ひとひとり...
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posted 2017-01-07 20:59
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
今宵は映画 布団へ入りタブレットを横に 気分にあったストーリーのものを選ぶ これにしようか、いやこっちにしようか 満足できそうな時間や充実を探す 二本の邦画 とくに派手な場面もなく どこにでもありそうな日常 誰にでもある感情を俳優が表現 地味な喜怒哀楽 時間と場所とひとが重なる 感じたことのある空気...
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posted 2017-01-06 09:06
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
若き頃 浅草の知らぬ寿司屋に入った カウンターに座り玉子焼きの握りを頼む 玉(ぎょく・出汁と魚のすり身が入っている)ください へい、お待ち かなり厚めの玉子焼きだった んん、美味しくて安い また玉子焼きの握りを頼む へい、お待ち んん、美味しい 玉ください へい、お待ち そして、また玉子焼きを頼もう...
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posted 2017-01-05 16:39
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
水の飲み方も忘れてしまったのだろうか 気管の方へ流れ込んではむせる ごほんっ、とすれば喉に 暫くは違和感が続く 年齢的なものだろうか 頚椎を手術したからだろうか よくわからないが 水が上手く飲めないっていうのは とても笑い流せることではない 今まで出来ていたことが出来なくなる 確実に降っていることを...