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posted 2016-09-13 05:12
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
えっ 生命の誕生が地球からでなく 彗星からだって 宇宙の博士さん 今日の講義もぶっ飛んでいるなあ 俺たちの祖先は海からだと思っていたけど どうもそれは違うという理論が有力らしいよ それがさあ 時速60,000キロで太陽系の果てから 飛んでくる彗星に俺たちの起源があるらしいよ もう なんてこと言ってい...
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posted 2016-09-13 03:12
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
おばあさんの ツルさんは誰とでも話す どんなモノとも話す 米屋のじいさんに会えば 今日もお互い生きているね そうかと思えば 鯉のぼりと話している 今日もよく泳いでいるね はあ そうかい そうかい 気持ちいいのか うらやましいの わしもむかしはあんたに負けず 泳いでいたよ 散歩中のツルさん カラスに怒...
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posted 2016-09-12 15:03
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
足元が濡れ 水たまりには波紋 ビニール傘が雨空を透かす 駅に着く 雨がっぱを脱ぐひと タオルで拭くひと 綺麗に傘をたたむひと 滑らないように乗り込む 車窓からはどんよりな風景 薄暗い朝が続き 雨音を聞こうとするが やはり電車からは聞こえない 誰かの傘が倒れて ハッと火曜日の朝に戻される 晴れの日を模...
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posted 2016-09-12 06:37
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
夜のネコちゃん まんまるお目めで なにをねらっているの 虫さん 風になびくスカート それとも わたしには見えない あれなの こわいこわい 私の気のせいよね 昼のネコちゃん ほそ長お目め どうしてきれいなの クリスタルの きれい、みわく、きらりん 夢の世界が見えるの ネコちゃんのお目め 宝もののお目め...
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posted 2016-09-12 04:42
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
宇宙の構成について 物理学の博士さんが熱弁 宇宙の物質は 水素やヘリウムの元素は5%に満たず 宇宙の殆どは 暗黒エネルギーと暗黒物質で構成され 我々のような人間の原子は 0. 02%の存在に入るらしい はあ なんとか書き留めたよ 難しいこと言うから ノートするの大変だったよ 液晶画面で熱弁する物理学...
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posted 2016-09-12 00:51
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
そ、の字をなぞり 秋が落ちてきました 青を焦した抜け殻 おとなの香りがして の、の字をなぞり わたしは回っています 潮風の想い出 ため息に変えて 瑞々しさはどこへ 軽さは静けさ カサカサと呟いて こ、の字をなぞり 二葉は離れてゆきます 黄昏ゆくあなた さよならさえ色褪せて ろ、の字をなぞり 足元に落...
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posted 2016-09-11 15:38
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
駅へ近づくと 女のわめき声が聞こえてくる 昨夜の不協和音を引きずったかのように 痛みからくるものではなく駄々を捏ね イタイ、イタイと救急隊員を困らせ 月曜日の朝から現実のプレリュードが流れる エスカレーターで降りホームに立つ まだ、微かに女の声が聞こえ 誰もが何かを感じながらも 自分の視線を確かめな...
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posted 2016-09-10 20:18
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
おはよう シリアルに牛乳をいっぱい レーズンの粒にニヤつき 射し込む陽射しは柔らかくて 今日の予定は? 特にありません! 窓からの景色も優しく 自由な時間が広がっている幸せ いいじゃありませんんか なにもない日曜日ってのも ああ、まったりしていよう 雲の流れを横目に 読書なんかしてコーヒーを飲んで ...
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posted 2016-09-10 13:05
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
図書館には詩集がある 私の至福の時間を棚から選ぶ 有名な詩人の詩と対談が書かれたもの 分厚い本を抱え明るい場所へ向かった そこには サービス精神たっぷりの とても素晴らしい文字が繋がり プロの詩人がいるもんだ 関心するばかり 私が感じたのは芸術でない詩 エンターテイメントな詩 そんな印象だった 詩は...
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posted 2016-09-10 12:08
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
あっし(あたし・わたし)は外の空気が吸いくなりまして、設計事務所を抜け出しタバコを吸っていたのであります。そこへ、課長さまがいらっしゃって「仕事が詰まってんだから、事務所に戻ってとっとと書け」なんて、申しましてあっしのくわえていたタバコをつまんで、ポイって投げてしまうのですから、いただけない話で。課...