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posted 2010-01-11 04:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
30代でパニック障害を起こし鬱病に悩み、50代を超えてようやく著者自身が落ち着いて自分の人生の全体を眺めながら書いたエッセイ集が本書です。 医師として作家としての四半世紀を振り返り、新たに自分自身の「からだ」と向き合う日常が、研ぎ澄まされた感性で綴られています。 ペンネームの「南木」は、祖母のように...
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posted 2010-01-09 07:43
ギター余話
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Toshiaki Nomura
塩野七生著「ローマ亡き後の地中海世界上下」 読み終わりました。 これは「ローマ人の物語」全15冊のその後って感じですね。 ローマが滅んでその後の地中海世界は、 イスラムの海賊が跋扈した世界になった・・・。 海賊をバックアップしたのはオスマントルコ帝国であり、 その世界帝国オスマントルコと、 ヨーロッ...
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従来の生産性向上は、肉体労働における生産性を問うものであった。経済学でいう資本と技術が生産要素であり、経済学者は資本と主役とし、技術者は技術を主役として生産性向上に努めてきた。肉体労働の場合には、人は一時に一つの仕事しかできず、生産性の向上は目的を問うことでなく、「如何に行うか」が焦点であった。しか...
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2009年にニューズ・ウイーク誌が東京支局を閉鎖しましたが、とうとうタイム誌も東京支局を閉鎖することになったようです。 インターネットが進み、広告収入が減ったことが原因のひとつのようですが、原因が何であれ日本から撤退=今後の日米における政治・経済の発信が米国誌の視点でどうなるのか? 中国一辺倒でいい...
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IT革命、イノベーションという言葉が闊歩した1990年代、先進国では情報社会にはいったといわれていた。この情報社会もドラッカーの言葉を借りれば、知識労働者による新しい組織社会の時代の到来だともいえるのではないだろうか。 公共社会や家族が安定を求めるのに対して、この知識組織は不安定的要因であり...
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正月再びふと手にしたのが10年前に読んだPFドラッカーの著書「プロフェショナルの条件;The Essential Drucker On Individuals; To Perform, To Contribute and To Achieve」。 未来学者とも言われた彼ですが、10年たった今、彼の未...
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明けましておめでとうございます。 シアトルは小雨交じりの例年より暖かい年明けになりました。 ビジネスブログのスタートの1月のテーマとして、ビジネスのあり方を自分自身の振り返りも含めたことをまずは書いていってみたいと思います。...
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posted 2009-12-31 16:03
日々是勉学
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らっち
今年も良い本に巡り会えますように 12月の読書メーター読んだ本の数:16冊読んだページ数:3718ページ安岡正篤一日一言―心を養い、生を養う今年も1年をおくることができました 感謝読了日:12月31日 著者:安岡 正篤,安岡 正泰ローマ人の物語 31 (31) (新潮文庫 し 12-81)気づき:合...
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posted 2009-12-31 02:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
今年最後の読書は、矢口敦子さんの『償い』でした。 36歳の医師が、個人的な家庭問題でホームレスになり、流れ着いた郊外の街で連続殺人事件に遭遇するというあらすじです。 ミステリーですので、細かい内容は省きます。 作者の意図として「人の肉体を殺したら罰せられるけれども、人の心を殺しても罰せられないんだと...
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posted 2009-12-25 04:29
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
1975(昭和50)年、「二千万テレビ懸賞小説」佳作入選作品『雪の断章』でデビューした著者は、2005(平成17)年12月25日に56歳で亡くなられています。 1984(昭和59)年以降からは作品を発表されておらず、発表された全18作品は長いあいだ絶版状態でしたが、2006年から次々と復刊され、本書...