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Search results for "#詩"
  • ただ眺める

    とっても頭の中がごちゃごちゃになり 何をやるにも中途半端になっている 詩を書くことを逃げ場所にしているような 軌道修正のために心を癒しているような つまらない自分をしているような 元気のない自分を 客感視できることには救われている ふと自分をリセットをしたくなる 積み上げてものを壊したくもなる 重荷...
  • 俺というサービス

    君が望む俺の詩を考えながら ペンが走り出すことはない 詩を書いている時に 悪いけど君は必要ないのさ 詩はサービス精神の芸術だけど 君に合わせて色をつける訳ではなく 俺の色が君に合うかどうかだ だから嫌われることもあるし 好かれることもある そしてそんなことに惑わされない それが一番に大事なこと 必要...
  • けっきょく詩を書いている

    難解、意味深、抽象 行けば行くほど 個性を殺して お前はカッコいい景色を 書いて満足している 単純、意味なし、どんと来い 行けば行くほど バカを晒して お前はそのままの景色を 書いて満足している ひとの自由に文句を言うのは そりゃ、その詩がちょっと 気にされているんじゃん いいじゃん、いいじゃん ひ...
  • #ル・マン詩

    詩はそういうものではないだろう フラッグが振り落とされる 詩人は詩を書き出す 作品は十字×二十四行以上 書いた作品はネット上の読者から いい詩! のマークを規定以上に 押されたのなら通過詩としてカウントされる (詩人名は公開されず、数字が当てられている) その作品数で詩競争が行われる 二十四時間とい...
  • #短期記憶

    私は子どもの頃から 記憶力がとっても悪かった 漢字テストはいつも クラスで一番下の成績 毎日、ノートに漢字を書き 懸命に覚えようとした ノートの山は高くなるけど テストではいつも三十点くらい でもコンプレックの力で 今はそんなに恥をかかないくらい 漢字は書けるようになった...
  • #サイクリング詩

    私から遠くにある空で あの笑顔で流れる景色の中を 新しい自転車に乗り あなたは走っていますね 私は相変わらず上手に乗れず あなたが残した自転車を眺めては 想い出だけが回っていました でもやっと私も走り出すことが できる気がしています あなたのように空を楽しむ雲となり...
  • 応援するひと

    想像を超える激しさに 私たちはあまりにも無力であった 海の前でしゃがみこんだ 哀しみの姿を見たときに 帰らぬ悔しさは言葉さえ消してしまった 巻き込んだ連鎖は今でも続く 積まれた黒い悲劇の上には空が繋がり 疑問がぷかぷかと浮くばかり 過去と未来がけんかしているように 私たちは遠ざけてはいけない 無関心...
  • 逃げ雨

    今日は雨 ビニール傘に落ちる雨粒が やけに耳に響いてくるどんより雲のした 僕は学校をサボり 駅前のハンバーガーショップで ポテトをつまみ 油のついた指を拭く繰り返し そして通り過ぎるサラリーマンや OLの表情をみては 吹き出しに言葉を入れてみる ああ、取引先に行きたくねえなあ あの部長さんのオヤジギ...
  • #生命・きずな詩

    たぶん僕は意味もわからず 初めて人間をやっている 周りをキョロキョロ見て 声を聞きながら探り 触れた温もりが 握り返してくれたのなら 僕は生きていけるんだ なぜ生まれてきたの? そんなことの 意味は追わないのさ 生きていたいから生きていて それ以上に君の微笑みをずっと 感じていたいんだ...
  • #雨粒

    雨粒が雲から落ちる球体レンズは 表面すべてで落ちる景色を感じるんだよ この開放感の素晴らしさ、わかるかい? 地上に達し飛び散ったのなら 「快感」という声がひろがるくらい 素晴らしい世界を感じてしまうんだよ ああ、君は人間だから無理か かわいそうだけど、仕方ないんだな……...
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