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posted 2020-11-04 03:04
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
<西村京太郎>の『北海道殺人ガイド』は、2003年9月に遊楽出版から「ジョイノベルス」としてかんこうされていますが、2004年11月に双葉文庫化されています。 表題通り、北海道を舞台にした5篇が納められています。 ①『殺意の函館本線』では、退職した元刑事が特急「おおとり」から突き落とされた事件を追い...
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posted 2020-11-01 04:05
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ファルコン
<門田泰明>の本書『汝(きみ)よさらば』には、「浮世絵宗次日月抄」との副題が付いている第一巻になります。 <門田泰明>といえば、代表作の『特命武装検事・黒木豹介』シリーズをはじめ、医療関係の『外科医・津山慶子』シリーズなどを楽しんできましたが、現代小説には珍しく、日本刀を用いた剣劇シーンが多く、その...
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posted 2020-10-28 04:05
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ファルコン
江戸時代を舞台に、庶民や下級武士の哀歓を描いた時代小説作品を多く残した<藤沢周平>〈1927年(昭和2年)12月26日~1997年(平成9年)1月26日〉ですが、<松尾芭蕉>や<与謝蕪村>と並び「江戸三大俳人」と称される<小林一茶>を主人公にした『一茶』を、文藝春秋社から 1978年に刊行しています...
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posted 2020-10-25 04:05
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ファルコン
最新刊の手持ちの文庫本がなくなり、デイケア施設の 「ミニ図書館」には、<西村京太郎>の「十津川警部」シリーズが多々ありましたが、兵庫県にある「余部鉄橋」ということもあり『哀しみの余部鉄橋』(2007年7月11日刊)を選びました。 1973年(昭和48年)『赤い帆船(クルーザー)』(登場当時は警部補)...
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posted 2020-10-22 04:05
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本書『4ページミステリー』の文庫本は、2010年12月に発行され、シリーズとして、『4ページミステリー 60の奇妙な事件』が、2015年3月に同じく 双葉文庫から刊行されています。 本書の収録されている作品は、『小説推理』(双葉社・2005年9月~2011年1月)に連載された原稿用紙5枚分の「200...
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posted 2020-10-18 04:05
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本書『火車』は、1992年(平成4年)7月に「双葉社」から刊行されていますが、1998年(平成10年)2月に(新潮文庫〉として発行されています。 第108回直木賞候補作であり、第6回山本周五郎賞受賞という作品です。ほぼ30年前の作品ですが、時代を感じさせる部分も当然ありますが、現代でも全く本質は変わ...
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posted 2020-10-15 05:05
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ファルコン
目新しい新聞広告の文庫本もなく、リハビりに出向いていますデイケアの 「ミニ図書館」 から見つけました<竹西寛子>(91)の『五十鈴川の鴨』(2011年8月幻戯書房刊のち岩波現代文庫)です。 『挨拶』や『松風』など全10篇が納められています短編集ですので、切りよく切り上げられるかなと手にしてみましたが...
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posted 2020-10-10 05:05
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ファルコン
本書は<東野圭吾>の累計400万部を突破した<マスカレード>シリーズとして 『マスカレードホテル』 ・ 『マスカレード・イブ』 ・ 『マスカレード・ナイト』の第三作目になります。単行本としては、2017年9月に刊行され、文庫本としては、2020年9月25日に発行されています。 一流ホテルである「ホテ...
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posted 2020-10-06 05:05
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ファルコン
<陳浩基>の 『13・67(上)』 に続く『13・67(下)』です。 (下巻)には、4.泰美斯的天秤 The Balance of Themis (テミスの天秤 5.Borrowed Place (借りた場所に) 6.Borrowed Time (借りた時間に) の3篇が納められています。 それぞれ...
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posted 2020-10-03 05:05
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ファルコン
文庫本の帯に大きく第1位>の文字が入り、週刊文春「ミステリーベスト10」など各種ランキングで絶賛されています台湾の推理作家<陳浩基>の『13・67』は、文藝春秋社から2017年9月に単行本が刊行されていますが、ようやく2020年9月10日に文庫本(上・下)に分冊されて発行されています。 タイトルの『...