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posted 2020-06-05 04:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
本書『銀の猫』は、「文藝春秋」より、単行本として2017年1月に刊行され、2020年3月10日に文庫本となっています。 <朝井まかて>は、江戸の庭師一家を扱った『ちゃんちゃら』を読み始めとして、江戸時代を舞台とするお気に入りの作家のひとりで、江戸の青物問屋を舞台とする『すかたん』・植物学者<シーボル...
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posted 2020-06-02 04:02
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ファルコン
〈東京バンドワゴン〉シリーズも、『ラブ・ミー・テンダー』 に次ぎ本書で十三作目の『ヘイ・ジュード 東京バンドワゴン』になりました。 前々作である 『ザ・ロング・アンド・ワインディングロード 東京バンドワゴン』 のすぐ何日か後からの堀田家の四季の出来事を追う一年が描かれています。 前作『ラブ・ミー・テ...
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posted 2020-05-29 04:05
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ファルコン
新聞広告で、「東京バンドワゴン」シリーズの第13作目『ヘイ・ジュード』の文庫本発行を知ったのですが、前回に11作目の 『ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード』 以後の12作目の本書を抜かしていることに気が付きましたので、遅まきながら13作目の『ヘイ・ジュード』と一緒に購入してきました。 さて、...
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posted 2020-05-25 04:15
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ファルコン
2014年9月に幻冬舎より単行本として刊行され、2017年(平成29年)8月5日に文庫本化されています<伊坂幸太郎>の『アイネクライムナハトムジーク』です。 本書は、6つの短篇が納められており、登場人物と時代背景の設定が変わってゆくのですが、それぞれの短篇の登場人物が密接にかかわりあってゆくという複...
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posted 2020-05-23 04:05
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ファルコン
最近、新聞・雑誌等のマスコミで名前を見かける著者の<三浦瑠麗>氏ですが、どうやらテレビ番組の『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日)で人気を博しているようです。 経歴紹介では、1980年(昭和55年)神奈川県生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了、国際政治学者として各メディアで活躍されているよ...
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posted 2020-05-21 04:05
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ファルコン
<小杉健治>の弁護士「鶴見京介」を主人公とするシリーズも『生還』(2019年4月19日集英社文庫刊)に次いで、本書で11作目になりました。 表紙カバーのお遍路さんの姿とタイトル『結願』の通り、冒頭では、「鶴見」が高松弁護士界の「津野達夫」と一番札所に参拝、途中「無罪の神様」といわれた「浦松卓司」と遭...
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posted 2020-05-19 04:05
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ファルコン
「植物記」 や <生け花> をシリーズ化してきている者として、何とも気になるタイトルの『嵯峨野花譜』(2020年4月10日・文庫本刊)でした。単行本としては、著者の亡くなる(2017年12月23日)年の2017年7月に刊行されています。 江戸後期の文政年間、大覚寺の花務職に任じられた華道未生流二代「...
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posted 2020-05-17 05:15
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ファルコン
発行が1997年11月1日と古い書籍ですが、イラストレター<安西水丸>さんの一人旅の紀行文と色鉛筆で彩色されたスケッチ画と合わせて、面白く読めました。 15章からなる構成ですが、(JTB)の機関誌『旅』の連載を主流として、3篇が追加されています。 身近なところでは、著者が好きだという<桂小五郎>(後...
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posted 2020-05-14 06:05
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ファルコン
詩および批評を中心に文学、思想などを広く扱う芸術総合誌『ユリイカ』の2020年5月号において、特集「韓国映画の最前線 ーイ・チャンドン、ポン・ジュノからキム・ボラまでー」が特集されています。 この特集では、第72回カンヌ国際映画祭で パルムドールを受賞し、第92回アカデミー賞 で作品賞含む4冠を獲得...
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そろそろコロナ明けの予感。 一時的かもしれないけれど。 自粛解除になったからと言って ひゃっほ~い♪とかしたら 一気に逆戻りなので、そこはソロソロと 行くつもりですし、行ってほしいところですが で。 この世の中がスローペースになった間に 「時間があったらこれしたい~」 とか言っていたことのどれほどで...