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posted 2020-11-19 03:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
本書『薔薇の殺人』は、2002年11月双葉ノベルスとして刊行され、2004年10月20日に双葉文庫として発行され、8短篇からの構成になっています。 ◆『薔薇の殺人』表題作となっている作品で、結婚半年の「田島」は、<Mに甘美な死を・・・>という差出人不明の手紙が送られてきたことにより、いまだに戻らぬ妻...
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posted 2020-11-17 03:05
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ファルコン
本書『十津川警部北陸を走る』は、1998年8月徳間書店より刊行され、2001年10月15日に(徳間文庫)として発行されています。 タイトル名から、北陸関連の電車に乗車するような内容なのかと思いましたが、関係ありませんでした。 公団住宅で女性の絞殺死体が発見されます。被害者は「真田よう子」50歳の主婦...
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posted 2020-11-14 03:05
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ファルコン
本書『華やかな殺意』は、2000年10月徳間書店より、単行本として刊行され、2004年4月15日文庫本となっています。 表題の副題に「西村京太郎自選集1」とあり、5篇が納められています。 ◆『病める心』・・・新聞記者「田島」は小学校1年生の男子が〈自殺〉との記事に違和感を覚え、再度その事件を掘り起こ...
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posted 2020-11-12 03:05
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ファルコン
本書『明日香・幻想の殺人』は2003年5月に単行本として徳間書店より刊行されていますが、2005年10月15日より徳間文庫として発行されています。 奈良明日香村の高松塚古墳の傍らで古代貴人の衣装を着た絞殺死体が発見されます。 被害者は東京でレストランを経営していた資産家の「小池恵之介」70歳だと判明...
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posted 2020-11-10 03:05
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ファルコン
本書『十津川警部の決断』は1989年6月「カッパノベルス」として刊行され、1992年12月20日に光文社より文庫本として発行され、また2010年6月には文春文庫としても発行されています。 東京の地下鉄三田線の朝の通勤ラッシュ時の車内で若いOL「西尾ゆう子」が千枚通しで刺殺される事件が起こります。 捜...
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posted 2020-11-07 03:05
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ファルコン
著者<西村京太郎>は鉄道ミステリーと呼ばれる作品が多い中、これは鉄道に関するものは登場せず、<十津川警部>を主人公とする刑事物で、初出は全日本ろうあ連盟の『季刊MIMI』に(1990年6月号~1992年2月号)に連載された作品『海の沈黙』で、1996年12月20日に改題され発行されています。 殺人事...
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posted 2020-11-04 03:04
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ファルコン
<西村京太郎>の『北海道殺人ガイド』は、2003年9月に遊楽出版から「ジョイノベルス」としてかんこうされていますが、2004年11月に双葉文庫化されています。 表題通り、北海道を舞台にした5篇が納められています。 ①『殺意の函館本線』では、退職した元刑事が特急「おおとり」から突き落とされた事件を追い...
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posted 2020-11-01 04:05
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ファルコン
<門田泰明>の本書『汝(きみ)よさらば』には、「浮世絵宗次日月抄」との副題が付いている第一巻になります。 <門田泰明>といえば、代表作の『特命武装検事・黒木豹介』シリーズをはじめ、医療関係の『外科医・津山慶子』シリーズなどを楽しんできましたが、現代小説には珍しく、日本刀を用いた剣劇シーンが多く、その...
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posted 2020-10-28 04:05
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ファルコン
江戸時代を舞台に、庶民や下級武士の哀歓を描いた時代小説作品を多く残した<藤沢周平>〈1927年(昭和2年)12月26日~1997年(平成9年)1月26日〉ですが、<松尾芭蕉>や<与謝蕪村>と並び「江戸三大俳人」と称される<小林一茶>を主人公にした『一茶』を、文藝春秋社から 1978年に刊行しています...
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posted 2020-10-25 04:05
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ファルコン
最新刊の手持ちの文庫本がなくなり、デイケア施設の 「ミニ図書館」には、<西村京太郎>の「十津川警部」シリーズが多々ありましたが、兵庫県にある「余部鉄橋」ということもあり『哀しみの余部鉄橋』(2007年7月11日刊)を選びました。 1973年(昭和48年)『赤い帆船(クルーザー)』(登場当時は警部補)...