ピリピPhilippians 4:6-7
何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。7 そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。
Do not be anxious about anything, but in every situation, by prayer and petition, with thanksgiving, present your requests to God. And the peace of God, which transcends all understanding, will guard your hearts and your minds in Christ Jesus.
●思い煩いが私たちを感謝から遠ざける Anxiety keeps us from Thanksgiving
この箇所で勧められてるのは、何も思い煩わないと言う事です。
祈りは、また来週話しますが、天、すなわち、超自然と繋がる私たちの側の入り口です。そして、その超自然を開く祈りの中には、感謝が不必要であるのです。
そして、感謝と心の平安は結びつついていて、感謝と心と思いの守りは直結しているということです。
このみ言葉で興味深いことは、「全て」という言葉が多いことです。Emphasis on “All”
- 「何も」思い煩わないで、ということは、一ミリも思い煩わないということ。
- 「あらゆる」場合に、一回通った道も、始めてのことも、どんな場合でも。
- 人の「全ての」考えにまさる、と。人は、心配に対して、あらゆる努力と知力を尽くして対処しようとします。しかし、神の答えとは、そんな人の全ての考えに勝るというのです。
●感謝をささげることTo give thanks
◎感謝をささげることは、聖書ではよく出てきます。そして、感謝からくる結果というのは、繰り返し数え切れないほど、でできます。しかし、感謝というのは、強いられてするものではなく、心から、自発的に出てくるものですから、律法ではありません。が、結果というのは目を見張る素晴らしいものがあります。
◎礼拝と捧げもの Thanksgiving In Worship
礼拝は、神が素晴らしいから私たちが捧げます。神のすばらしさに感動するところからはじまります。また、礼拝には、捧げ物がつきものでありました。旧約の時代から、礼拝と言えば、みな、動物や、穀物の捧げものを携えて宮にやってきました。
自発的に、心から捧げること、これが礼拝であり、感謝の心です。
2コリントCorinthians 9:7
ひとりひとり、いやいやながらでなく、強いられてでもなく、心で決めたとおりにしなさい。神は喜んで与える人を愛してくださいます。So let each one give as he purposes in his heart, not grudgingly or of necessity; for God loves a cheerful giver.
◎感謝の初穂を捧げる First Fruit of Thanksgiving
次のみ言葉は、自分の収穫の一番の収穫のうちから神に持って行くという原則について語っています。
箴言Proverbs 3:9-10
あなたの財産とすべての収穫の初物で、主をあがめよ。10 そうすれば、あなたの倉は豊かに満たされ、あなたの酒ぶねは新しいぶどう酒であふれる。
9 Honor the LORD with your possessions, And with the firstfruits of all your increase;
10 So your barns will be filled with plenty, And your vats will overflow with new wine.
●感謝する脳Grateful Brain
先ほど読んだ、ピリピの四章のみ言葉は、脳科学が証明しています。
リサーチによると、二つのグループに毎日違うことを日記につけてもらいました。一つのグループは、毎日不満に思う事、一つのグループは、毎日感謝に想う事について。
すると、感謝を書いたグループは、決断力、注意力、活気、熱意が増加したそうです。
determination, attention, enthusiasm, and energy