平均寿命
岩魚太郎は、還暦を遙か越え、平均寿命も越え82歳に達しました。
日本人男子82歳人口406千人 現在60歳の人口754千人 348千人の男性が亡くなっています。
亡くなられた原因は様々だと推察しますが、病・事故・災害・が原因ではないでしょうか?中には、自殺された方もいらっしゃるでしょうが、多くの方は、自ら「死」を選択する人はないでしょう。
今回は、人生の「選択肢」のことでお話します。
「その「選択肢」を選び、ブログにUPする理由を聞かせてくれ」
「俺が、下咽頭癌で、残りの人生を考えたからだ」
「癌になる前と後ではどう変わった?」
「選択肢がない今後の人生を、如何に有意義に時間を消化するかを考えるようになった」
「選択肢が無い? どう言うことだ?」
「生まれてくる命には選択肢は無い」
「なるほど、反抗期の子供が、”好きで生まれてきたんじゃない”と言う理屈だな」
「理屈じゃなく正論だ。また幼児期までの子供も選択肢がない」
「どう言うことだ?」
「親の虐待は避けられない」
「自意識が生まれた年齢に達すると自己主張の選択は出来る。親が聞き入れるかどうかは別だが」
「なるほど」
「通う小中高大学も、就職も、結婚も、子供を生むかどうかも、善し悪しに関われず選択 が出来る。すべて自己責任だ」
「自己責任は極端論だ!」
「極論かも知れないが選択は出来る」
「それで……」
「還暦すぎても、就労の場所があれば、就労の可否の選択は出来る」
「それで……」
「就労の場所も無い、旅行に行きたくとも金もない、子供のたちの通学見守り隊にも誘われない、何も選択出来ない自由人……選択肢の無い人生を過ごさなければならない環境に置かれた人生なんて……哀れに思わないか?」
「哀れに思うが、もし先輩は90歳まで生きたとしょう。今82歳で残り8年。90年分の8年だ。頑張るしかありませんな」
「あんたは、癌になって人生観は変わった? との質問に対して、選択肢のない8年間の生き方について考えるようになったってことさ」
「なるほど……生き方か……」
「選択肢と言う意味を、広辞苑で見てみた。”多肢選択法において、そこから選択して解 答するように、正答を含めて設けられたいくつかの項目”結婚も一つ選択だが、結婚って、 ”正答” なのかねぇ? ”誤答” も有るんじゃない」
「誤答ってなんだよ?」
「浮気、破綻、離婚……あんたんとこ、大丈夫?」
「大丈夫だ! 愛し合ってるから」
「愛なってものは、写真に写らないからな」
「写ったら困るよ……写らないから信じ合える」
「あぁ~俺の人生後8年、炎のような恋をしてみたい!
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