弟の夏休みも終わりの頃に、”富士山でも行こうか?” 富士山が日本一高い山という情報だけ、それ以外の知識は全くありません、登山口は色々あるのに、登山バスに乗り 須走り口の五合目にいました。人もまばらで、天候も曇り空でした。 登り始めようと歩き始めた時に、一人の登山家が山から降りてこられました、その人が ”今から山に登るのか?” ”はい”と答えると、”プロが山を降りるのに素人が登るのは危ないからやめたほうがいいと” どうしようか迷っていたら、”いまから家に帰るから私の家に泊まっていきなさい” 素直についていくことにしました。 その夜、夕食をいただき、山の話をききました。翌日、お礼の言葉だけで、無事に帰宅することができました。もし人の忠告を聞かずに、山に登っていたら、若い青年が無謀にも軽装で夏山シーズンも終わっているのに遭難ざたの新聞記事になっていたかもしれません。頑固じじい(肥後もっこす)の教訓 ”素直が一番” 遭難の記事を、見たり聞いたりする度に、昔、助けていただいたことを思い出します。あれから40年以上も経ってしまいました。日本にいく機会があり、会ってその時のお礼をとしようと思いましたが、名前しか分かりません。 富士山、並木宗二郎、だけの情報で調べました。 http://www.fujiyamanchu.com/index.html 個人情報保護の為、色々手を尽くしましたが、うまくいきませんでした。 レンタカーを借り、須走りへ ガススタンドで事情を話したところ、並木さんをよく知っている人で、電話をかけてくれました、そして再び会うことができました。 並木さんに会ったとうじは、独身で家には、山仲間が、いっぱいいました。 その後の並木さんのことは、上のウエブサイトをみてください。私も知りませんでしたが、強力(”ごうりき”と読みます)この言葉は、群馬県片品の おおくら荘という 民宿 尾瀬 丸沼高原スキー場、日光、にお出かけの時は、アメリカの風来坊に聞いたと言えば、宿泊料金をまけてくれるかもしれません。 私が、民宿に泊まった時は、現在のおかみさん ”容子さん” の母親の時でした。 おおくら荘の話は、また別の機会に。