この花はタイサンボクといいます。モクレン科モクレン属の植物でタイサンボクは北アメリカ原産のモクレンで、日本へは130年ほど前に渡来されました。裏側へ反りかえった葉は硬くて大きく、表面は黒緑色でツヤツヤ光り、裏面は茶色のフェルト状の毛で被われています。日本の気候にうまくマッチしたのか各地で大木になり、ちょうど梅雨時分に白い大きな花を咲かせます。一番下の写真は花びらが散って実になる所です。