利き酒(試飲)の4つの基本ポイント
Sep
10
鑑定のプロが行う 「官能検査」 のことです。
①色 ②立ち(香り) ③含み香 ④味
色(目)、香り(鼻)、味わい(口)で感じ取ることが、利き酒(試飲)です。
①の色は、「利き猪口」 を使用しますが、最近は色目はあまり重視しません。
(利き酒コンテストの場合、にごり酒や色の濃い酒は出品されないからです。)
②の香りは、利き酒では特に重要です。
(鼻が利く人、臭いに敏感な人は高得点を挙げます。 お化粧は控えめに!)
③の含み香とは、空気を口から入れて鼻から抜くときの香りをいいます。
(この時口に含んだ酒に、行儀が悪いですがジュルジュルと音を出して空気を入れます。)
④は、味わいと味の広がり、甘・辛、こく、キレ、まろ味、重い、軽い、渋味、苦味、酸味、等を確認します。
(飲み込んだ場合は咽越しと余韻を確認します。)
以上を基本に、表現方法を自分の言葉に置き換えることが重要です。(記録をするのがベスト)
例) りんご、バナナ、メロン等の果実香、麹、蒸米、酸臭等々、紙、木、花、炭香等々・・・
要するに自分流の言葉に代えて、お酒を表現すれば他のお酒の違いが判る様になります。
(人の味覚感覚などはいい加減ですから)
★お酒を美味しく飲むためにも知っておいて損はありません。(お試しあれ)