お酒を造る原料(麹米・掛米)となる米の品質(ランク)と品種です。 お酒を造る原料米は、大きく別けて 【酒造好適米】 と 【一般米(酒造適性米)】 に大別される。 【酒造好適米とは?】 農産物検査法の 「醸造用玄米」 に分類される品種。 大粒で心白(米粒の中心部のデンプン)があり、低タンパク含有のお米。 「山田錦」 「雄町」 「五百万石」 「美山錦」 などが代表品種。 【一般米(酒造適正米)とは?】 農産物検査法の 「水稲うるち米」 に分類される品種。 酒造りには掛米として使用されることが多い。 「日本晴」 「晴々」 「朝日」 「オオセト」 「松山三井」 「大分三井」 「フクノハナ」 「ヒノヒカリ」 などが代表。 ★全国47都道府県(鹿児島・沖縄を除く)で、酒造好適米の産地品種銘柄数 『約183銘柄』 全国の酒造好適米の銘柄数は 『約90品種』 =平成22年度現在= ※好適米であっても認可を受けてなかったり、絶滅品種をひっそりと復活栽培してるため、実態がつかめない。 ※夏子の酒で有名になった 「亀の尾」は、本来 「適正米」(心白がない)ですが、S27~42年、 食料管理法及び農作物検査法により、醸造用玄米の認可を受けていたため、「好適米」 扱いにされる。 「兵庫県特A地区東条産山田錦」 とは兵庫県特A地区に指定された地域で収穫された山田錦。 山田錦の中の山田錦、酒造好適米の中でも最高ランクとされています。 【山田錦の3大産地とは?】 兵庫県産が全国でトップ(8割を占める)、2位が 「糸島産(福岡)」、3位が 「阿波山田錦(徳島)」です。
Posted at 2013-05-29 12:45
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Posted at 2013-05-30 05:50
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