白露に思うこと・・・・(伊勢物語六段 芥川)

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※写真はWebより拝借
二年前にも、同じテーマでアップしましたが、暦で白露をみると、この話しを連想します。
業平には白露に関しては違う話しがありますが、私はこの話しが気に入っています・・・・

以下、伊勢物語 六段 芥川より

 昔、男ありけり。
女のえ得まじかりけるを、年を経てよばひわたりけるを、
からうじて 盗みいでて、いと暗きに来けり。

芥川といふ川を率て行きければ、草の上に置きたりける露を、

 「かれは何ぞ。」

となむ男に問ひける。
行く先多く、夜も更けにければ、鬼ある所とも知らで、
神さへいといみじう鳴り、雨もいたう降りければ、
あばらなる 倉に、女をば奥に押し入れて、男、弓・ヤナグイ
を負ひて戸口にをり、はや夜も明けなむと思ひつつゐたりけるに、
鬼はや一口に食ひてけり。

 「あなや。」

と言ひけれど、神鳴る騒ぎに、え聞かざりけり。やうやう夜も明けゆくに、
見れば率て 来し女もなし。足ずりをして泣けどもかひなし。

 白玉か何ぞと人の問ひし時

  露と答へて消えなましものを



いまどきのキレイナオネエサンは、おんぶする必要など全くなく、自分さっさと
先を行き、「なにしてんのよぉ」と言いそうです・・・・・・(汗)
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そして、鬼を従えてしまいそうです(苦笑)
Posted at 2011-09-08 17:42

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全くです・・・・・
鬼は逃げるし、雷にも驚きそうにもありません、夜露ならアノラック着ればいいじゃん!

優しいキレイナオネエサンは何処に・・・・・
Posted at 2011-09-09 11:32

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