ずさんな電線配管工事

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上がCat5e、下がCat6、... 上がCat5e、下がCat6、いずれも一流メーカの純正、怪しげな中国メーカ製品ではない。
写真ではわかりにくいが、太さと硬度が違う。
昨日、ある新築ビルのLAN工事を行いました。
当初は事務系が入居予定の無い設計だったため、OAフロア(フリーアクセス
がなく工事の途中で急遽LAN工事のための配管工事となりました。
配管経路を詳細に図示し、施工担当に了承を得、管理者にもOKをもらって
いたので安心していたのですが、中間で確認をすると、なんとこれが私の
設計どうりではないのです。
施工者はこの経路で通線すれば、あなたの希望同じ状態になると言い出し、なんとか
逃げようとします、管理者も、これではダメですかと聞かれました。
私は、通線するのはスター結線でCat6の純正のケーブルを入れる、Cat5eではない
ので施工者の経路提案では出来ないと説明。
ところが同席した電気工事業者が、細いCat6もあると言い出す始末。
私が「細い?」AWGはいくつですかと聞くと、「エーダブリュジィ」ですかと、この
用語もわからない模様。
私は「失礼ながら、貴社はLANに関してあまり知識をお持ちではないようなので、ご提案を受け入れるわけにはいかない」と回答。
ところが、実はもうコンクリートを流し込んでしまったんですと・・・・・・

私は「そうですか、仕方ありません、ハツっていただきましょ(コンクリートを削る大工事)」
コンクリートを流しこんだから諦めると思ったのでしょうが、どっこいそうはさせません、まだ、打ったばかりだから柔らかい、すぐにやったほうがいいですよと、一切取り合いません。
最後は管理者から、下層の天井間経由ではダメかとの打診に、経路が確保
されれでは多少の長さはOKですと回答。

ところが昨日通線すると、複数の箇所でパイプの中に水が・・・・・
通線は良く滑って楽ででしたが、こんなケースは初めてです、施工がずさん
なんでしょうね。

写真はCat5eとCat6の比較、太さも硬さも違います、長い距離のGiga伝送には
良質のケーブルを使わないと、引っ張りなどで性能がダウンするのです。
#ブログ

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中国だとこのまま工事続行なんでしょうね。
これは結果オーライを狙った施工でよすね。

妥協しないKUMAさんはさすがですね…d(^_^o)
Posted at 2012-10-10 16:54

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日本でも工事単価の下落で、新築工事などは専門職の方々が少なくなり、実質手抜き工事に成り果てています。
Posted at 2012-10-11 12:54

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弱電や光ケーブル用のコンジットを工事屋さんは考えてくれると嬉しいですね。シアトル最大のデータセンタービルではエレベータシャフトを数本、コンジットにコンバートしました。人がはってでも入れたら最高ですが・・・

イメージは、TVシリーズ スタートレックの Jefferies Tubes と言われるものです。人が通れる配線施設です。
Posted at 2012-10-10 21:18

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日本では通信線の重要性は一般建築ではほとんど理解されていません、残念です。
Posted at 2012-10-11 12:55

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アメリカでも後から付ける場合が多くて、お金が異様にかかります。
Posted at 2012-10-11 18:28

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