PCの電源の修理(備忘録として)

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電源ユニットはコンパクトに作られているため、基盤を取り出すには色々な部品を取り外したり、結束バンドを切断しなければなりません。緑◯印が分解のための外す部分、問題の故障個所は赤丸の二個
基盤を外すには此の様にします。電源プラグの反対側から斜めに引き出します、この時ネジ部分の突起が邪魔になりますが、ケースを広げるようにして逃がします。
問題のコンデンサーのアップ
明らかにTOPが膨らんでいます。 ダメですねこれでは!
奥の一個は正常のように見えますが、同じ回路なので同時に交換します。
緑◯印の部分がコンデンサー、ここをハンダを除去して取り外します。
基盤の表・裏をよく見れば、位置は特定出来ます。
テスターで容量を測定。
やはり容量抜け、容量は正規値の1/10。
下の写真は交換用の新品。
1000マイクロファラッド、耐圧は10V
除去した後を見ると固定剤が充填してありました、新しい部品の取付に邪魔なので削り取ります(写真下は除去後)
(+)の位置マークに注目、電解コンデンサーには極性があります、要注意!
新しいコンデンサーをハンダ付けして、組み立てればOKとなります。
NECのPCが故障。電源が入らない!
チェックすると明らかに電源ユニットの不良です、普通なら電源ユニット交換でOKなんですが、どっこい補修部品が無い(保有年限切れ)のです。

通常ならここで買い替えとなりますが、諸般の事情でどうして修理をしなければならず
やむなく電源ユニットを修理することになりました。

長年使用した電源の不良の大半は電解コンデンサーの容量抜けであることは知られております。

部品交換して無事修理完了、所用時間は30分前後
部品代は2つで200円以下ですが、技術料金がかかるで
ユニット交換と修理料金は変わらなくなりますが、ユニットが
入手不可かつOSのVerアップが不可のための窮余の策でした。
#PC #テクノロジー #ネット

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