危険なお酒

危険なお酒
中国のお酒です。
一般には紹興酒が有名ですが、もっともの飲まれているのはこの手の「白酒:ぱいじゅう」です。
高粱や粟などの、いわゆる雑穀で作るので、独特の臭みがあります。
最初はとても飲めなかったのですが、慣れとは恐ろしいもので、最近は結構飲めるようになってしまいました。

宴席での「乾杯:かんぺい」は、このお酒が主役です、乾杯は一度だけではありません、何回も繰り返されます、その都度グラスにお酒を満たし(給仕するオネエサンが部屋にいます)、飲み干した証にグラスを逆さにして見せます。
当然「生」で飲むので、お酒に弱い人は一発でダウンします。

最初はこの乾杯攻撃を受け、あわやの状態になりました。
そこで色々調べたり訊いたりして、回避方法を見つけました。

まず、宴席に入る前に給仕頭のオバサン(大抵最年長)に、チップ(100元くらい、現地では高額です)を渡し、お酒を少なくしてくれと頼みます(無論、中国語で)。
彼女は私にだけ、中身の少ないグラスを渡してくれます。
お酒を注ぐのは、そのオバサンが仕切ります。
内容積が1/5位なので安心です。
ここで、こちらから乾杯攻撃をします。
一番多かった時は7人相手に乾杯合戦を行い、500mlの白酒を5本開け、全員ふらふらにさせましたが、私は普通の状態が保てました。
それ以来、彼らは乾杯攻撃をしなくなりました。

このお酒、独特のにおいと口当たりがあり、ラムやウイスキーのような「口当たりのよさ」が無いので、独酌では飲みすぎない点は評価できます。
#グルメ #バー #レストラン

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なるほど、中国的な袖の下のお話、とても参考になりました。

試す機会があればいいのですが…。
Posted at 2009-05-03 16:40

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悪しき袖の下の習慣は中国が世界にばら撒いた、恥ずべき事の筆頭でしょうね。

インドネシアも華僑が持ち込んだこの習慣に染まりきっており、これが厳粛なイスラム教国かと目を疑う場合が多々あります。
無論、知識人階級は苦りきっていますが、警察はもちろん、政府関係者もどっぷり浸かっています。
私もバイクの免許では時間が無いことを理由に、彼らのためにならないと思いながらも、Rp(ルピア:インドネシアの通貨)で「対応処理」をした記憶があります。
当然、友人から顰蹙をかいました、反省しています。
Posted at 2009-05-04 02:23

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パイチュウ(白酒)と読んでましたー

乾杯攻撃かあー1杯目はいいですけどね(笑)
Posted at 2009-05-03 17:38

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中文(中国語)では濁音が日本ほど明確ではないのです。

白もパイともバイとも聞こえます。
発音で重要なのは四声(しせい)と呼ばれる音の抑揚で、これで文字を連想する方式です、このため発音が悪いとまったく通用しないか、とんだ誤解が生じます。
私のような初心者は手加減と疑って聞いてくれますが、あるレベルに達すると、かえって問題があるようです。

乾杯攻撃はマジでヤバイです、私は常に一人なので「標的」にされやすく苦労しました・・・
Posted at 2009-05-04 03:01

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