Sep
29,
2013
地形図から正確な高度を得る
地形図は以下のような特徴があります。(登山用に限定)
1:山容は等高線で表されている
この等高線には主曲線と計曲線がある、細い腺が「主曲線」、太い線が「計曲線」。
2:通常山で使う地形図は1/25000、拡大しても大きくなるだけで、この基本縮尺は変わらない事を理解すべし。
3:計曲線は、1/25000 の時、50m間隔で引いてあり、ところどころ標高(高度)が
数値で表されている、単位はm
4:計曲線と計曲線の間には主曲線が4本存在する、つまり主曲線は10m間隔で
引かれている。
この事を理解すれば、高度計により自分の位置を知ることが出来る。
ただし、国土地理院の登山道は100%正確ではないため、コンパス等で補正をすべき。
写真の赤丸の900は高度900mを表す(計曲線)、下降して、その次の計曲線は850m、さらに次は800mとなる、赤字の1から4は主曲線、5は計曲線となる。
これによりスタート地点は800mとなる。
※重要な注意
山行時、スタート地点付近の高度は予め算出し、記入するほうが良い、現地では間違える場合がある、参加者は原則高度計を持参の事、命を守ることを考えれば安い価格、出発時には時間確認と高度設定を行うべし。
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