Giga伝送の意外な落とし穴

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16番ポートはGigaではなく100Baseになっている。
写真ではわからないが、3-6が点滅し、ここの配線に異常があると
知らせている。
※このテスター1万円前後で購入出来る製品としては秀逸
GigaHUBが当然のように使われていますが、意外な落とし穴があるので
要注意です。

写真はGigaHUBを16番ポートでカスケード接続をしているのですが、何故か
100Baseのままです。
通信は出来るのですが、1000Baseのリンクランプの緑は点灯せず、オレンジと
なり通信は100Baseであることを示しています。

早速調べてみると、3.6がクロス状態です。
※写真ではわかりませんが、3-6が点滅し、異常を示しています。

これはAutoMDIXの悪い部分です、100Baseの時には気が付かないのですが
GigaHUBに交換して、初めてケーブルに問題があることが判明したのです。

HUBは10/100/1000が自動判別で切り替わりますが、光とメタルを変換する
メディアコンバータなどは、この自動切り替え対応していない製品がほとんどです。

このため、コンバータに接続するHUBはGiga対応出ないと、通信が出来ません。
メディアコンバータのみをGiga対応に交換すると、速度以前に通信が途絶します。

HUBはここ10年でものすごく進化し、安価で便利になりましたが、基礎部分を
誤ると、切り分けの困難なトラブルを生み出します。
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投稿の技術レベルが高くてついて行けない・・・(涙
Posted at 2015-12-24 11:43

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OSやPCの報道が多く、伝送経路のニュースが少ないのですが、実は伝送関係はものすごく進化しています。
HUBやWiFiの性能はすごく良くなっています、これにより伝送経路の設計にも影響が出てきています。
Posted at 2015-12-24 13:05

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