Sep
11,
2018
梨を待つ叔母
心臓病と糖尿の持病があり、数年独居でしたが昨年末頃から転倒する事が増え、
世話をしている私に迷惑をかけたくないと施設に入居しました。
記憶減退もなく歩行以外は困難が無いので、それなりに施設生活を過ごして
います。
週に一、二度の頻度で、短時間ですが覗きます、叔母は長男が早逝したので
私を自分の子供のように可愛がり、私の孫も自身の孫のように思ってくれて
います。孫の写真や動画を見ることが彼女の楽しみあり、喜びのようです。
それと、この時期には梨を所望します、数年前に市川農園の梨を口にしてから
それ以外の梨は受け付けず、ひたすら「あそこの梨」が食べたいといいます。
自身のみならず、入居者やスタッフにも振る舞うようにとの要望もあり、
冷蔵庫がオーバーしないように毎回のように持参します。
障害児の長男を誰の助けも借りずに世話をし、その不満を誰にも一言も
言わず、さりとてそれが澱の様に沈殿もせず、本当に我が叔母ながら
尊敬しております。
最後を看取り送り出すのは己の使命と心に決めております。
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