特に部分は、単純な金属同士の接触のみで、ネジ等での加圧はありません。
このため経年変化や動きが激しいなどや、加工時に接触部分が極小などの場合
ケーブルを揺さぶったり、引っ張ったりすると、瞬間的に導通が保たれない場合
が発生します(切断状態になる)。
これが瞬間的であれば(瞬断といいます)で、LAN等の蓄積型通信では大きな問題
にはなりませんが、LAN以外の場合には、動作が保証できなくなります。
このため、LANケーブルに強いストレスをかけ(曲げる・引っ張る)、その恐れが
無いかを検査するのが「ベンディング試験」です。
これには本来は専用機器(結構高額)で、行いますが、この治具を使えばかなりの精度
で検査が出来ます。
LANの8芯のケーブルを、ローゼット内で結線し、すべての線路は直列に接続してあります。
両端を普通の導通テスターを接続し、ベンディングを行うことで試験が出来ます。
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