認知症の新薬
Jun
8
今日は朝から介護に携わる者としては興味深いニュースが入ってきました。
アメリカの製薬会社のバイオジェンと日本の大手製薬会社のエーザイが共同開発したアルツハイマー病の治療薬がアメリカで承認されたそうです。
認知症は高齢になればなるほど有病率が高くなるデータがあります。
つまり長生きした分、認知症になるリスクが高くなるということです。
さらにそのなかでもアルツハイマー型認知症は主要な認知症の中でも半数以上を占めていますので、今回の治療薬の効果には期待を寄せる人も多いはずです。
これまでアルツハイマー病の薬といえばアリセプトなどがありますが、進行を遅らせたり、症状の緩和が中心で根本的な治療薬は存在していません。
今回の治療薬アデュカヌマプが、今後活用され、根本的治療に効果があるとされれば本当に凄いことだと思います。
日本で承認されるには課題もあって、価格が高いことや臨床試験の結果などが良くなければ承認されないかもしれないです。
どのみち今後の情報を期待して待ちたいですね。
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