ミイラといったら、なーんだ?
Sep
14
「連れ戻しに行ったけど
自分も残ってしまう」とか
「説得しようとしたら説得された」
といった意味で使われますが
そもそも
「ミイラ取り」って何さ?
ミイラは探したり発掘するものでは?
急に引っかかって調べてみました。
なんと最初のミイラは
「ミルラ」の事でした!
アロマテラピーをご存知の方なら
ピンとくる、
エッセンシャルオイルの
ミルラ(没薬)。
樹脂から取れる、
スモーキーで微かに甘く
神聖さを感じる香り。
古代エジプト人は宗教、薬として使い
ミイラづくりにも用いていました。
キリスト生誕の捧げ物の一つも
ミルラだったそうです。
中世ヨーロッパでは
そのミルラを採取して
生計を立てる人が増えたのですが、
砂漠越えなどの困難な旅だったため
途中で息絶えてしまう
=自分がミイラになってしまう
ミルラを取りに行ったら
ミイラになっちゃった
これが語源なんですって!
(諸説あり)
前後で「ミイラ」が違っていたんですね。
ミルラ(没薬)の香りはは
心を落ち着かせ、
ゆっくり励まされると感じます。
消炎、消毒作用や去痰作用も
ありますが、通経作用もあるので
妊娠中は避けてくださいね。
うちにある
新明解国語辞典第七版もみてみたら
ミイラの項目で語源に
「ポルトガル語
mirra=没薬という防腐剤の名」とあって
これまたびっくり。
もしお時間あったら
おうちの辞書で
きっと調べたことがないであろう(笑)
「ミイラ」の項目に何とあるか
教えてください!
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