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- おたすけおじさんの Q14ハーフタンギングの練習方法 その3 のお話
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2004.10.19 今日は、Q14ハーフタンギングの練習方法その3 のお話をいたします。
おたすけおじさんの Q14ハーフタンギングの練習方法 その3 のお話
こんにちは サックス奏者の皆様
昨日は、ハーフタンギングの練習方法をお話しいたしました。 普通のタンギングも難しいですが、このハーフタンギングは時間をかけて取組んでくださいね。
さて、今日は質問の中にある、弱いタンギング、強いタンギング、使い分け方法 について私なりのお話しをいたします。
今日も質問の一部を抜粋して掲載いたします。
Q14 : ハーフタンギングの練習方法は? その3
私は日頃、タンギングが強すぎるといわれます。 弱いタンギング、強いタンギング、使い分け方法などもできましたらお願いします。
A : 弱いタンギングと強いタンギングについて
弱いタンギングと強いタンギングですが、タンギングには弱いも強いもないと私は思っています。
タンギングは、音を瞬時に立ち上げて、ある長さを吹いた後に、瞬時に音を止めるものだと私は理解しています。
強いタンギングは、アクセントなどの記号が付いている時には、そのような表現をするかもしれませんが、あくまでも音を直角に立ち上げてアクセントを付けることです。
そのときは、タンギングと同じように、圧力をかけた状態で舌をスパッと離して、レガートタンギングより強い息を吹き込むことで、音にアクセントなどの表現を与えます。
弱いタンギングは、音の出だしをクレッシェンドでホワっと立ち上げたい時に、息の強さを徐々に上げていって、音に表現をつける方法のことかもしれませんね。
このような小さな音でも、舌をリードに付けた状態から、音の立ち上がりをはっきりと出します。
全く舌を使わず、徐々に息と圧力をかけて音を吹き出したり、音が消えるまでデミニエンドしていって、舌を使わずに音を消すこともありますが、これは特殊な表現方法だと思っています。
通常は必ず圧力をかけて、舌で息を止めている状態から舌を離して、音の立ち上がりをはっきりさせて吹きますし、音の切りかたも舌で止めます。
いま須川さんのCDを聞きながら書いていますが、クラッシックに多い、柔らかにフワーと吹いているように聞こえるフレーズでも、音の出だしは、はっきりと出していますし、音の止めもきちんとしています。
● 音の止め方の重要性 脱線してますが・・・
特に音の止め方をテンポに合わせて行わないと、リズムやスピード感が出ません。 これは、練習する上でとても大切な事です。
音の出だしは気を使うけど、音の止めに気を使わないプレーヤーが多いです。
リズムをはっきりさせるには、音の止め方に注意しましょう。
特に合奏の場合は、全員であわせることが必要です。
これだけでワングレード上がったバンドになりますので、是非みんなで気を付けて練習してくださいね。
今日のお話は、弱いタンギングと強いタンギングについて と 音の止め方の重要性 のお話でした。
次回は質問もありました ビブラート についてお話ししたいと思います。
◆ 音の高さ表記は、C=ド、D=レ、E=ミ、F=ファ、G=ソ、A=ラ、B=シ でお話ししています。
◆ 皆様のご質問をお待ちしています。 woodwind@tobikiri.net ← ここをクリックしてメールでご連絡ください。 このブログでも紹介させていただきます。
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ご注意 : ここでお話しすることは、私のジャズサックス人生での経験上のことですので、全てが正しいとは限りません。
いろいろなやり方・奏法・考え方がありますので、参考程度に読んでください。
とは言っても、経験上で間違ったことを書くつもりはありませんのでご安心を
皆様からのご意見も取り入れて、私も勉強していきたいと思いますので、温かく見守っていただければ幸いです。
* サックスを習っている方は、講師・先生の教えを優先してくださいね。
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