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(通称”CPCC”) は、チャーリーパーカーの演奏を学び、自己の音楽表現を向上させようというサックスプレーヤーの集まりです。

2005年3月12日に石森管楽器地下ホールで発足会を行ない産声を上げました。

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おたすけおじさんの リードを削らないで鳴るようにする方法 のお話 041016

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おたすけおじさんの リードを削...

2004.10.16 今日は、リードを削らないで鳴るようにする方法 のお話をいたします。


 


おたすけおじさんの リードを削らないで鳴るようにする方法 のお話


 


こんにちは サックス奏者の皆様


昨日はジャズのライブを聴きに行きました。 実は、ライブ終了後も気持ちよくバーボンを飲んでいたので終電車になってしまい、ブログの更新ができませんでした・・・


ライブは、三木俊雄さん(テナー)率いる3管編成のフロントページセクステットです。 最近は3管編成のライブはあまり聞かなかったので、とても気持ちの良いハーモニーと素晴らしいアドリブソロの連続でした。


メンバーは、ビンテージコーンのアルトとブリルハートのマウスピースで、とても味のある音とフレーズを聴かせてくれる池田篤さん、トランペットは30枚以上もレコーディングしている名手、岡崎好朗さん、石森管楽器の地下ホールにあるスタインウェイのピアノに驚いていた、福田重男さん、アンプなしで新品の大音量ウッドベースを弾いていた上村信さん、地下ホールにあるグレッチのドラムを気に入っていた高橋徹さん、そしてリーダーはセルマービンテージのバランスアクションテナーと、これもビンテージのオットーリンクラバーで、メタルのときとはまた違う、味のある音と、何とも気持ちの良いフレージングで聞かせてくれた三木俊雄さん


マイクのないライブでは、息づかいまで聞こえてきます。 サックスを吹くには、もっと楽に吹かなくてはいけないな〜 と、とても勉強になりました。 


 


さて、今日はリードを削らないで鳴るようにする方法をお話しいたします。


この方法もいろいろありまして、爪でリードの表面を磨くというより、少しつぶす方法や、リード根本の断面をテーブルにこすりつけたり、ロウを付けてライターであぶりケーンの繊維を塞ぐ方法など、いろいろ工夫して使えないリードを生き返らせる先人の知恵?があります。 音が出づらいときに、爪でリード表面を磨く方法は良くやっていましたが、やりすぎると寿命が短くなったり、バリバリの音になってしまったこともあります。


これからお話しする方法は、あるプロの方から飲みながら聞き出した秘密のやり方です。 このブログで話すと秘密ではなくなりますが・・・


 


● 用意するもの


・シルクの布 (私はシルクでできたスワブを使っていますので、これを使っています。)


・サンドペーパー


これだけです。


 


● リードを磨く


リードを平らなところに置きます。


シルクの布を使って、ケーンの皮がない部分を、リードの先端に向かって一方通行に軽い力で磨きます。 (図を参照してください)


10回ほど磨いたら確認して、表面がツルツルになったら終了です。


くれぐれもリードに対して往復させるようには磨かないでください。 前回もお話ししたように、逆にやるとリードの繊維が毛羽立ってしまいます。


これは、鳴らないリードに共通している繊維が太くて、リードを濡らしてリードの反先端側から息を吹き込むと泡が出て息が通ってしまうようなリードには特に有効です。


この磨きを行なうとワンランク上のリードに変わりますし、寿命も長くなります。


これだけでも十分使えるリードの本数が増えますが、次の方法も合わせてやってみてください。


 


● リードの元の裏側(反先端側のマウスピースに付く側)の角を斜めに削ります。


リードを削らない方法と言いましたが、ここだけは削ってみてください。


リードの表を上にして、リード先端を割らないように気をつけて持ちます。 サンドペーパーにリード反先端側の角を45°の角度で当てて角を削り落とします。


左右に4,5回もやれば角が取れると思います。 1mmも削らないくらいでしょうか。 あまり削りすぎないように気をつけてください。 (図参照)


 


● 試し吹き


磨いて角を落とした状態で吹いてみます。


まだ鳴らないようなら、先ほどお話ししたリードを濡らして、反先端側から息を吹き込んでみましょう。


泡が出て息が通ってしまうようなら、もう一度リードを乾かしてから、表面をシルクの布で磨いてみます。


それでもダメな場合は、裏側を細かなサンドペーパーや水ペーパーで、裏面全体を磨くようにしてみてください。


それでもダメな場合は、本番で上手くいかなかった時のためにとっておきましょう。


使い方は簡単です。 リード先端を下にしてリードを握り、声を出しながら机にたたきつけます。 スッキリしますね。 使えないリードの最後の使い方です。 よい子は真似しないように・・・ それとリードは燃えるゴミの方に入れてくださいね。


最後は冗談で終わってしまいましたが、今日ご紹介した方法でかなり使えるリードが多くなりました。 とても気に入っているリードの再生方法です。


皆様もいろいろな方法を行なっていると思いますが、他によい方法があれば woodwind@tobikiri.net までメールでご連絡ください。 このブログでも紹介させていただきます。


 


リード選びには金管楽器をやっている人には分からない苦労がありますが、サックスやクラリネットなど、リード奏者は楽器をやめるまでついてまわるものですね。


 



今日のお話は、リードを削らないで鳴るようにする方法 でした。


 


明日は、 質問がいくつか来ましたので、Q&Aコーナーをお届けする予定です。


 



◆ 音の高さ表記は、C=ド、D=レ、E=ミ、F=ファ、G=ソ、A=ラ、B=シ でお話ししています。


◆ このブログは、2004年9月2日から下記URLで見ることができますので、ブックマ−クに登録頂ければ幸いです。


        http://www.bloguru.com/sax/


  また、過去ブログも是非ご覧くださいね。


 


◆ おたすけおじさんのサックスとは全く関係のないお知らせ


おたすけおじさんは、ビジネス系ホームページを1ページ目だけ公開しました。 


URLは、 http://www.tobikiri.net です。 ビジネス系メルマガも発行しています。


 


ご注意 : ここでお話しすることは、私のジャズサックス人生での経験上のことですので、全てが正しいとは限りません。


いろいろなやり方・奏法・考え方がありますので、参考程度に読んでください。


とは言っても、経験上で間違ったことを書くつもりはありませんのでご安心を


皆様からのご意見も取り入れて、私も勉強していきたいと思いますので、温かく見守っていただければ幸いです。


 * サックスを習っている方は、講師・先生の教えを優先してくださいね。


(このブログの内容にも著作権があります。 内容をコピー・転載するときは、自己紹介欄のメ−ルアドレスまでご連絡ください。)


 


#TV #ドラマ #ビデオ #映画 #音楽

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