復刻版 サックスを吹く前のお話 その1
Sep
17
最近は更新もままならない状態なので、最初のころ書いていたサックスの話をいま見ておかしいところを直しながら紹介したいと思います。
この頃は、テナーをメインに吹いていたので、テナーのことを中心に書いています。
これは2004年9月3日のブログです。
では、
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始めに
このブログへの皆様からの投稿・メールなどのご質問、Yahoo掲示板などの話題に私が投稿したり、気づいたことをプラスして書き進めていきたいと思います。
ご注意 : ここでお話しすることは、私のジャズサックス人生での経験上のことですので、全てが正しいとは限りません。
いろいろなやり方・奏法・考え方がありますので、参考程度に読んでください。
とは言っても、経験上で間違ったことを書くつもりはありませんのでご安心を
皆様からのご意見も取り入れて、私も勉強していきたいと思いますので、温かく見守っていただければ幸いです。
* サックスを習っている方は、講師・先生の教えを優先してくださいね。
では、1回目ですので、サックスを吹く前の話からしていきますね。
【 楽器を吹くまでに注意することって? 】
● 吹く前にやることっていったら
ケースを開けて
ストラップを首にかけて
リード選んで
マウスピースとリガチャの間にリードを入れて
リガチャのネジ締めて
ネックにマウスピースを付けて
ネックをサックスにつけて
サックスをストラップに引っかけて、ストラップの長さ調整して
ネックのネジ締めて
完 了 !!
そのとおりですが、注意する点をあげてみましょう
● リードの選び方
自分がよいと思っているリードを、まず付けましょう。
(リードの話は長くなりますので、この話は別の機会にします)
● マウスピースへのリードの当て方
マウスピースにリードを止める金具を リガチャ と言いますが、ネジをゆるめて、リードを差し込んで、リードが調整できるように、軽くネジを締めましょう。
リガチャの位置は、リガチャの止め方を参考にしてください。
一般的な、真っ正面から見て、マウスピースの先端が、ちょっとだけ見えるようにリードの先端を調整しましょう。
リードを押してマウスピースにつけたときに、先端を揃えるという方法もありますが、マウスピースとリードとの開きに具合よっても、それぞれ違いますので、出すぎ、引っ込みすぎにならない範囲で決めましょう。
マウスピースとリードの開きが狭いものは、リードの先端(ティップといいます)を揃える、私のように開きが広いテナーサックスのマウスピース(オットーリンクメタル#8)を使っている人は、少しだけ下げた方が、良い結果が得られやすいと思います。
● リガチャの止め方
リードにリガチャが当たって、割らないように、先にリガチャを入れてください。 私は何枚か割ってしまいました・・・
ソプラノ・アルト:リガチャの位置は、マウスピースの裏側から見て、 リガチャが止められる部分の、真ん中あたりにくるようにします。
テナー・バリトン:アルトよりも少し下
リード側から見ると、色が変わって、リードを削りはじめている部分にリガチャがきていたら、上すぎですので、下げましょう。
(これは、個人差がありますので、目安と思ってください。 教本などを参考にしてくださいね)
(リードの削りはじめの形が、Uの字のものをアメリカンカット、まっすぐのものをフレンチカットと言います。)
(私は、ソプラノ・アルトはちょっと下、テナーは一番下までリガチャをもってきます。)
● リガチャネジの締め方
リードが左右にぶれないように、ある程度締めたら、上側のネジから、きつすぎないように止めましょう
きつく締めると、リガチャが伸びてきてしまいます。
*ネジが固い場合は、ネジを外してコルクグリスをネジに塗ってあげましょう。
● ネックにマウスピースをつけるとき
コルクグリスを 必ず つけてからマウスピースを、優しく回しながらつけましょう。
*マウスピースによって、太さが違うので、メタルの細いのを入れられると、コルクが破損したり、自分のマウスピースがブカブカになりますので、楽器を貸すときは注意してください。
ブカブカになったときは、応急処置で紙などを巻いたりします。
ネックのコルクも劣化して堅くなったり、はがれてきますので、その時は修理に出して交換しましょう。
交換の時は、必ず使うマウスピースを持っていって、合わせてもらうことが必要です。
*ネックを持ちますが、オクターブキーやネックを曲げないように、優しく持ってくださいね。
マウスピースが固いときは、早めに修理に出してコルクを合わせてもらってください。
● ネックをサックスにつけるとき
固いときは、ネックと本体の勘合部分を、セーム革などで綺麗にしてあげてください。
それでも固いときは、無理に入れずに、少しだけコルクグリスを指で塗ってあげてください。
(私は、いつも少しだけつけます。 なぜって、ソロで立ったときに口でネックを回しちゃうからです・・・)
それでも固いときは、修理に出して合わせてもらいましょう。
原因の大半は、ネックの勘合部分が、楕円に変形していることが多いようです。
TPのバルブオイルなどを使うと、ネックのネジをいくら締めても回ってしまうのでダメです。(経験者は語る)
ブカブカの時は、ネックに紙など巻かないでくださいね。
抜けなくなってしまいます。
時間のあるときに、調整に出しましょう。
*この時点では、まだネジをゆるくしか締めません
● サックスをストラップに引っかけるとき
ストラップのフックの方向を間違わないように!
楽器を落としてしましますよ!
ストラップがねじれていないか確認して、フックの開き方向は、右側が開いているのが正解です。
最近は、ストッパーが付いているのもありますので安心ですね。
それでも、私は楽器を落下させてしまいました。(泣・・・) 長く使っていたストラップなので、中のバネが取れてストッパーの役目を果たしていなかったんです。
今日の一言
『 知ってたら 早めに交換しよう ストラップ 』
ストラップの調整方法からは、長くなってしまうので、また次回お話しします。
器を吹く前のお話 その1 でした。
ご注意 : ここでお話しすることは、私のジャズサックス人生での経験上のことですので、全てが正しいとは限りません。
いろいろなやり方・奏法・考え方がありますので、参考程度に読んでください。
とは言っても、経験上で間違ったことを書くつもりはありませんのでご安心を
皆様からのご意見も取り入れて、私も勉強していきたいと思いますので、温かく見守っていただければ幸いです。
* サックスを習っている方は、講師・先生の教えを優先してくださいね。
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