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◆チャーリーパーカー

チャレンジングクラブ◆

 


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(通称”CPCC”) は、チャーリーパーカーの演奏を学び、自己の音楽表現を向上させようというサックスプレーヤーの集まりです。

2005年3月12日に石森管楽器地下ホールで発足会を行ない産声を上げました。

参加はサックスをこよなく愛し、チャーリーパーカーを学びたい方ならどなたでも大歓迎です。

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復刻版 サックスを吹く前のお話 その3

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今日も過去ブログの復刻版で2004年9月5日のブログを見直したものです。

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サックスを吹く前のお話 その3

さて、昨日は、ストラップに楽器をつけて、やっと吹く準備ができたのに、チョット待った が、かかったところまででしたね。

特にアルトサックスの場合は、前で構えたり、横で構えたり、どっちが正しいか悩む人が多いようですね。

では、その続きです。

● 楽器の構え方ってどうしたらいいの?

昨日までで、マウスピースを口のところにもってきました。

その時の、構え方をチェックしてみましょうか

・サックスの位置は、どうなっていますか?

・指は楽に、パラパラと動きますか?

昨日の 『1.立って練習するとき』 にお話しした

『顔は直立不動で背筋を伸ばして顔が真っ正面を向くと、自然じゃないので、少し前に傾いた状態です。 息を吸いながら、肩を後ろに引いて、息を吐いた楽な姿勢って言ったら分かりやすいかな?』

この 『直立不動』 とか 『背筋を伸ばして』 と言われると、楽器を持って、まだ慣れていないサックス奏者が、顔を正面に向けたまま、楽器も直立させちゃうんです。

この状態では、両手の親指で、楽器を前に押し出しちゃうんですね。

少しの時間ならいいけど、10分もしないうちに、右手の親指が痛くなって、指が動かなくなってしまいますよ。

では、はじめます

● サックスの位置はどうすればいいの?

サックスは体につけて、指が楽な位置にしましょう。

なぜかというと、楽器を安定させて、指で楽器を支えないためです。

この方が、指が楽に動くでしょ  これが大切なんですね。

では、サックスを体のどこにつけるかです。

まず、アルトでもテナーでも、体の右側につける方法でやってみましょう。 (バリトンを正面で構える人は見たことないので、横構えですね〜)

背の高い人も、低い人もいるので、一概に言えませんが、あまり右腕を前に出したり、後ろに引いたりしない、楽な位置にしましょう。

って言われても、よく分からないですね。

では、もう少し分かりやすく説明しますね。

 サックスから手を離して、両手を意識しないで、ブラッと下げてください。

 (立っている人は、サックスを落とさないように、ゆっくり離してくださいね。 座っている人は、右足の上に置きましょう。)

 自然に手をサックスにもっていってください。

 この状態で指を動かすと、親指に力や負担がかからないので、パラパラと動くでしょ

 これが、一番指が楽に動くんじゃないでしょうか?

 では、サックスを体から離さないように、構えてみましょう。

 何度も言いますが、口をサックスに持っていかないように!

どうですか? ちゃんとマウスピースが口にきましたか?

ずれているようなら、ストラップを調整して完了です。

始めは、大半の人が楽に持てる、横に構えて練習してみましょう。

私は前構えの方が、指が楽に動いて、親指などが長時間吹いていても疲れないし、やりやすい
という方は、前構えにしてください。

背の高い方は、前構えの方が、立った時は吹きやすいようです。

楽に指が動かせる構え方が、一番です!

● ソプラノサックスの場合は、体につけられないけどどうすればいいの?

ストレートタイプのソプラノサックスは、体につけられませんね。

この場合は、ヒジを張らないようにして、首があまり前屈みにならないで、楽に持てる位置にしましょう。

右手親指で支えますが、マウスピースをくわえた時に、右手親指と口だけで、サックスが安定するように持ってください。

始めは、楽器が回ってしまい、楽器を落としますので、左手を必ず添えてくださいね。

サックスは落とすと、へこむだけではなく、すぐ調整がずれたり、音が出なくなったりしますよ! 

ストラップがつけられるストレートタイプの場合も、口をサックスに持っていかないように、マウスピースが自然に口にくる位置に、ストラップを調整します。

ソプラノ用の短いストラップがありますので、楽器に付いていないときは、購入してください。

マウスピースへの息の入れ方もあるので、詳細はその時にもお話しします。 

カーブドソプラノの場合も、ストラップがつけられるものと、つけられないものがありますが、基本はストレートタイプと同じです。

● 参考までに正面と横構えを変えるときの注意点

座った時は横構え、立った時は前構えにしてもかまいませんが、正面と横構えを変えるときの注意点をあげたいと思います。

『まだ音も出してないのに、早いぞ〜』 と言われそうですが、とりあえず、構えを変えるときは、注意が必要なんだぞ〜 というのを知ってもらいたいので書きます。

まだ、よく分からな〜い という方は、こういうことがあるんだ〜 ということだけ知っておいてくださいね。

何も意識しないで、構えを変えてほしくないんです。

何も意識しないと、音程が変わってしまいます。

正面で構えると楽器が体に当たりますから、それ以上角度がつかないですよね。

その状態だと、マウスピースに対して、息を上から吹き下ろしたり、下あごでリードにプレッシャー(圧力)をかけてしまったりして、音程が高めになることが多いんです。

横に構えると、楽器が自由に振れますので、マウスピースに対する息の角度と、リードへのプレッシャーが変わってきます。

そうすると 構え方で音程が変わるので注意してください。

では、どうするか? そのポイントは、

マウスピースに対して、息の角度をどのような姿勢や、吹き方になっても変わらないように、顔と楽器の角度を保つことです。

楽器を振りながら吹いている人とか、格好いいアクションつけてる人も、このことは、ちゃんと守ってるんですよ。

テレビでも、ライブでもいいですから、サックス奏者の顔とサックスの位置関係を見てみてください。

顔とサックスが一体となってると思いますよ。

● 今日のまとめ

一言でいえば、 【サックスを楽に持つこと】 これだけです。

な〜んだ、それだけか って言われそうですが、知らないうちに無理に持ってることって多いんですよ〜

今日の一言  『 吹く前に チェックをしよう その構え 』

しかし、マウスピースを口に持ってくるまで、文章で書くと長いですね〜

でも、初めてサックスを持った時は、分からないことばかりだと思いますので、一つ一つのサックスを吹くためのパーツや、動作にも沢山の意味があることが分かってもらえたと思います。

では、マウスピースが無事に口にきましたので、明日は 【楽器を持って始めに出す音】 というお話をします。
#TV #ドラマ #ビデオ #映画 #音楽

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