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復刻版 音色のこと その2

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今回は、音色で悩むC#とDの音色を近づける実験 その1です。

これは2004年9月21日のブログを見直したものです。

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今日は、サックスの音色でとても悩む、そのC#とDの音色を揃える実験方法をお話しします。

では、いきましょう

● C#とDの音色を近づける実験 その1

低音を出すときには、口を締めていると出づらいので、たいていの人が少し緩めています。 この少し緩めたアンブシュアを利用して、中音のC#を出して音を丸く出す方法です。

本当は、低音のアンブシュアで上の音まで吹けるようになるのが理想なのですが、始めたばかりのサックス奏者には、とても難しいことですね。 でもお腹の圧力でサポートできるようになると、音色も下から上まで変わらず、音程もずれなくなります。

1.低音のC#を吹いて、その音色をよく覚えます。 お腹からの圧力と暖かい息・ウォームエアーで柔らかく出してください。 暖かい息のイメージで柔らかく出してくださいね。

2.そのままの口で、指だけ全部離して、中音のC#を出します。 音程は下がると思いますが、それでもよいです。 低音のC#は出しづらいので大きな音になってしまうと思いますが、中音のC#の音も大きくなってもかまいません。

3.慣れてきたら、だんだん小さい音にして、やってみてください。

4.今度は、低音C# → G#(左手小指はC#の指のままでOKです) → 中音C# → 中音D → 中音C# → 低音G# → 低音C# とゆっくりやってみましょう。 この時はアンブシュアを変えないで、息の圧力だけ気にしてください。 C#で音がふらつかないように圧力でサポートします。 この方がC#を吹きやすいと思います。

このアルペジオは、変なコードですが気にしないでください。 気になる人は中音DをEbにして練習しても良いです。

どうでしょう アンブシュアを変えなければ、普通に全開のC#をいきなり吹くより音が丸くなりませんか?

音が丸くなって、中音Dとの差が縮まった人は、低音のC#のアンブシュアを、いきなり中音のC#を吹くときに思い出して矯正していってください。 矯正というのは、中音C#の音がおかしいと思ったら、低音C#−中音C#と復習してアンブシュアを思い出すことです。 繰り返しやって体に覚えさせてくださいね。

でも、その音色がいいとは言えないかもしれません。 この圧力のかけ方を覚えれば、他の方法で音質改善できますので安心してください。 この方法は、後ほどお話しします。

今日は、サックスの音色について#2 C#とDの音色を近づける実験 その1 でした。
#TV #ドラマ #ビデオ #映画 #音楽

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