復刻版 ビックバンド お話 その3
Oct
25
快適すぎてだらだらしちゃいます。
写真は in The Room のパステルグラス
さて、今月の1日より一駅前の横浜駅より歩いて帰っています。
5キロチョットあるでしょうか、早歩きでだいたい45分から55分の間に家に着きます。
昨年8月よりタバコを止めてから食べ物が美味しいので、食べていたら腹回りが太くなり、スーツがきつくなったり、Gパンが入らなくなってしまいました。
会社のそばにフィットネスクラブやボクシングジムなどがありますが、着替えを持って会社に行かなくてはいけないし、あまり続きそうもないので一駅前から歩くことにしたんです。
これなら何もいらないし、6月に購入したリーガルのゴアテックスシューズが歩きやすくて雨の日もOKです。
歩き始めの二日間は家まで遠く感じましたが、慣れてくると気にならなくなりました。
それ以上に、電車から見える気になる店をのぞいたり、信号を1回も渡らないで帰る道を探したりして歩くことを楽しんでいます。
信号のないところを選んでいるので、線路沿いや川沿いの人気がほとんどないところを歩いていますが、一瞬ですがビルの間をスーっと火の玉が飛んでいるのを見たり、夜の川に魚が1mくらいジャンプしていたり、キンモクセイのいい香りがしたりして、とりあえずウエストがゆったりするまで歩いてみようと思っています。
さてさて、復刻版 ビックバンド お話 その3です。
これは2004年10月29日のブログを見直したものです。
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今日もビックバンドの最前列に位置するサックスセクションについて書いてみたいと思います。
● ビックバンドの秘密? サックスセクションの役割・醍醐味は?
サックスセクションは、メロディーを主に受け持つセクションです。
このメロディーを歌うように吹いて、バンドを引っ張っていくことが主な役割です。
アルト、テナー、バリトンと3つの楽器のセクションですので、音域も広く、それぞれの音色が微妙に混ざり合い、とても厚いハーモニーを奏でることができます。
5人の歌い(吹き方)がピッタリ合って、気持ちのよいハーモニーを奏でれば、聞いている人を圧倒させたり、気持ちよく音楽の海の中に漂わせることができます。
メロディー以外のオブリガートやハーモニーのときも、他のセクションやボーカルのメロディーのバック、ソロのバックのときも、主人公を見事に引き立たせるのもサックスセクションの役割です。
お勧めのサックスセクションとしては、ケニークラークとフランシーボーランドというビックバンドのサックスセクションは、大蛇がうねるような分厚い、素晴らしいサックスソリを聴かせてくれます。
ビックバンドではありませんが、スーパーサックスというビックバンドと同じ編成のサックスセクションが、チャーリーパーカーのソロを、見事なアンサンブルで聴かせてくれます。
サックスセクションの醍醐味は、この5人で奏でるサックスソリにありますね。
そして16分音符が沢山入っていて難しい譜面が多いのも、サックスセクションです。
● サックスセクションの苦手 (私のバンドだけ??) と その克服方法
苦手なのは、ブラスがよく担当する、リズムパターンを吹くことではないでしょうか?
通常はメロディーが多いため、歌い上げたり、少しレイドバック(フレーズの中でリズムに対して遅く吹くこと)することが多いため、リズムパターンは、どうしても苦手な部類に入ります。
テナーやバリトンになると、音が低いため、音の立ち上がりが悪いことも原因だと思います。
もちろんプロの演奏では、そのようなことはありませんが、私のようなアマチュアビックバンドでは、往々にしてこの傾向があります。
メトロノームを鳴らしながら練習してみると、早くなったり、遅くなったりしているのがよく分かりますので、アンプを使い音を大きく出してバンド全体で練習してみてください。
きっとメトロノームが早く感じたり、遅く感じたりするところがあると思いますよ。
これはとてもうるさいですが、お勧めの練習方法です。
今回は、サックスセクションの役割・醍醐味 と 苦手 というお話しでした。
次回は、サックスセクションそれぞれの楽器の役割をお話しいたします。