「心理的安全性」は、どうすれば実現できるのか?(第七回)

こんにちは!「働くあなたを元気にする」コーチです。

今日も、ハーバードビジネススクールのエドモンドソン教授の著書、「恐れのない組織」」を読み進めて行きます。

この著書の中には、世界で超有名な企業のエピソードがいくつか採り上げられています。それは良い例、即ち「心理的安全性」が実現できているケースもありますが、その反対のエピソードもあります。

例えばドイツ、フォルクスワーゲン社のクリーン・ディーゼルエンジンに関わる「事件」。ここでは詳細は省きますが、この事件を引き起こした根本原因が

「不安と脅し」の管理手法

だと指摘しています。

また他の企業の実例を挙げて

「不安を掻き立てる風土」
「気難しいリーダーと、本当のことが怖くて言えない中間管理職」

という構図も同様に、企業スキャンダルの原因となり得ると示唆しています。

そしてこういう状況が、世にも珍しいものでも特異なものでもは無い、ということに関して著者は警鐘を鳴らしています。

皆さんのお勤めの企業や、属している組織ではいかがでしょうか?

こういう事態を招かないように目を光らせる存在が「リーダー」であるはず。

しかし一方、それではリーダー以外の社員やメンバーは、何もせず傍観していれば良いのでしょうか?

組織を構成している人は全員、夫々のレベルで果たすべき役割と責任はあるはず。そういう意味においては、我々は一人一人がリーダーであり、リーダーシップを発揮することが求められているように思います。

ではまた明日!
by 「働くあなたを元気にする」コーチ

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