落語に学ぶ「リーダーシップ」(第七話、最終話)

こんにちは!「働くあなたを元気にする」コーチです。

落語に学ぶリーダーシップ、今日は第七話、最終回です。

これまで数話に渡って、落語の魅力や落語に見出せる「リーダーシップ」を記してきました。今日は、簡単に全体を振り返って最終話としたいと思います。

落語は歴史を少し振り返ってみると、元々は戦国武将の娯楽にその起源があるようです。

その後、江戸時代から大正・昭和を経て、庶民の娯楽として大きく発展しました。

そして昨今では多くの人に親しまれる娯楽となっていますが、一方、落語は文化人・政治家・財界人などの間でも高く評価される日本の芸「和芸・話芸」となっています。

因みに落語好きに著名人としては、以下の人たちが挙げられます。

*文化人
夏目漱石・正岡子規

*政治家
渋沢栄一・吉田茂・高橋是清

*財界人
- 中鉢良治(ソニー元社長)
- 御立尚資(ボストンコンサルティンググループ日本代表)
- 渡邉美樹(ワタミグループ創業者)

これは私の想像ですが、上記の著名人たちは、落語を単なる娯楽という枠組みを超えて、それぞれ各人の立場や置かれた境遇・立場から、様々な価値を落語に見出したのだろうと思います。

それは噺家独特の話し方・話しぶりやストーリーテリングなのかも知れません。

また、登場人物の行動や価値観に自分や周りの人を課させ合わせたのかも知れません。

はたまた、夫婦間・家族関係や上司部下などの人間関係に想いを馳せたり、自分の抱える目の前の課題の解決策を探る糸口にしたのかも知れません。

見る・観る人の、それそれの視点で楽しめる、得られるものが満載の落語。私は偶然ではありますが、落語というものに出会って良かったと思っています。

最後に私なりに感ずる落語の魅力を記して、このシリーズ「落語に学ぶリーダーシップ」をお開きにしたいと思います。

なお、なるほど!という「サゲ」は残念ながらご用意してりませんので、悪しからず笑!

*落語の魅力

- 落語は「滑稽さ・笑い」を扱った伝統芸能。和芸・話芸。しかし、

- 面白かった!だけではもったいない。なぜなら、

- リーダーに欠かせない「スキル&マインド」が生きている

- 様々な登場人物、すなわち「ひと」に焦点を当て、大いなる関心・好奇心を喚起している

- そして、人生そのものを楽しむエッセンスが満載

ありがとうございました。

ではまた明日!
by 「働くあなたを元気にする」コーチ

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