「週イチ・30分の習慣でよみがえる職場」を読み進めながら(Day6)「対話の場をどう創っていくか?」

こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。

今日も引き続き

「週イチ・30分の習慣でよみがえる職場」

を読み進めながら、キーポイントと感じる部分を少しずつ記述して参ります。

今日のテーマは

「対話の場をどう創っていくか?」

これまでは「マネハプ」に関して若干、概念的な話に焦点を当ててきました。今日からは、

具体的にどう始めていくか? そして続けて行くか?

という点に焦点を当てながら進めて行きます。

章立て
1.誰と「マネハプ」対話をするのか?
2.どんな風に仲間を集めるか?
3.話し手の注意点


1.誰と「マネハプ」対話をするのか?

(1)対話の場が成功するには、参加者がお互いの悩みを共有すること。そして、その場が安心安全な場で、何でも言い合えるフラットな関係を創ること。

(2)そのためには、管理職であれば同じ職位・階層の人、例えば課長さんなら、課長さん同士が望ましい。

(3)同じ職位・階層の人で、異なる部門の人たちが集まると、多様な見方を促進することが可能となる。

(4)もし異なる職位の人たちで実施する場合は、上位職の人は注意が必要。飽くまで参加者同士は「フラットな」関係が前提なので、上から目線な発言・態度は望ましくない。


2.どんな風に仲間を集めるか?

(1)あまり理屈を事前に説明は避けて、「やってみよう」「やれば分かるから」という感じで始める。なぜなら言葉だけで直ぐには分かってもらえない。体感してもらうことが早道。

(2)最初に話す人は重要。お手本やモデルになる可能性がある。

(3)基本的なマナーではあるが、上司には事前に「有志で勉強会を始めたい」と伝えて、きちんと承認は取って置く。


3.話し手の注意点
「マネハプ」で何に気を付けて語るのか?

(1)場面を特定した上で、内省する

①一週間を振り返って、特定の場面を設定する。

②その場面について、「書く→話す→問いに答える」というフェーズで進める。

③内容は出来るだけ、具体的にリアリティを持って記述し、語る。


(2)事実と感情を分ける

①語る際には「事実」と「感情」を分けて話をする。

②事実は、起きたことを淡々と。それに対して「私は○○と思った・感じた」と主語を明確にして感情を吐露する。

③なぜなら、事実に対して、他の人は自分と異なる感情や解釈を持つ可能性があり、それを認識することが重要だからである。


(3)今、振り返って思うことを語る

①今思い起こしても同じ感情を抱くかも知れないし、異なる感情や想いが浮かんでくるかも知れない。

もし異なる感情や想いが浮かんだら、これまでとは異なった行動の選択が可能になる可能性が高まる。

②そして、その時点に戻ってやり直すならば、今度はどんな行動を取るのか?

この発想を繰り返し、慣れて行くことで、同じような場面に出くわした時に、より適切な行動を選択できる思考の鍛練に繋がるはずである。


ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしおです。


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