Apr
12,
2022
娘と読み解く「就職四季報」(Day3)「幅広く考えるか、絞るべきか?」
「ねえ、お父さん、会社ってどんな風に選んだらいいの?」
という問い掛けから始まった娘の就活。
今4月に大学院へ進学した末娘。建築学を大学で専攻して、同じ大学の大学院へ進んでいる。
「え、まだじゃないの?まだ大学院1年なんだから....」
「就活」というもの自体に不安を感じていることに加えて
「会社って何か?」
という疑問を感じているらしい。
ということで、一緒に「会社研究」を始めることになったのだ。
今どきはずいぶん便利になったものだ。
「就職四季報」
なる書籍まで用意されている。
娘はざっと目を通したらしい。しかし、
「この四季報って、どう使ったらいいの?」
と泣きついてきた。それはそうだね!
「大学や大学院の先輩たちは、どんな感じに活動したのかな?」
私が就職活動したのは30年以上も前。
当時は「就活」という言葉さえなかった。従って最近の「就活」事情は、全く見当が付かない。そこで娘のリソースを引き出すことにしたのだ。
「つい最近、内定が出た先輩の話によると........」
娘の話によるとその先輩は、かなり早い段階で業界を絞って活動を進めていたらしい。
その絞った業界で、かつ、大企業や有名企業を極力避けて、いわゆる「穴場」の企業に照準を合わせた、とのこと。そして20社程のインターンシップに参加、見事に内定をゲットした、という成功物語だったらしい。
「ということは、絞るやり方で進める、ってこと?」
先ずは娘の意向に探りを入れてみた。
「うーむ、どうなんだろう?」
何を判断基準にして、決めたら良いのかを、決めかねている雰囲気が伝わって来た。
「絞る方法以外に、どういう方法があると思う?」
またまた「コーチング・セッション」になってきた!
「絞らないのであれば、逆に幅広く考えてみる、色々な業界に当たってみる、ということかな?」
「そうだね、どちらが、どういう点で良くて、どういう点で良くないんだろうか?」
こうして夜は深まって行った。そんなに簡単に答えが出るテーマではない!
ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお
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