May
22,
2023
「リーダーシップ」というものを思う時(17)「それは間違っている!」と「それは自分とは異なっている!」とは大違い!
相手の話を聞いていて、
「それは間違っている!」
と感じることはありませんか?
特に部下や子供など、相手が自分と比べて弱者であったり、下位者である時には、なおさらこのように感じることが多いような気がします。
「間違っている」
というのは裏を返せば
「正しい」
というものが、どこかに存在しているからそう感じるのです。そしてそれは取りも直さず
「自分が正しい」
と思っているからです。つまりこれは
「ジャッジ」している
ということになります。
こう考えてみると会話をしながら我々は、いつの間には相手の話の内容をジャッジしてしまっていることに気付きます。
では立場を変えて「あなたの考え方は間違っています!」
とあなたが相手から言われたらどう感じますか?
では、
「あなたの考え方は、私とは異なっています!」
このように相手から言われたら、あなたはどう感じますか?
そして「間違っています!」と言われた時と比べて、感じ方はどのように違いますか?
・考え方がどのように異なるのだろう?
・相手の考え方ってどういうものだろう?
など、次の問いが沸くような気がします。
そしてこの問いは、相手と自分の考え方に、何が同じで、何が異なるのか?を
探求する行動に繋がるかもしれません。
そもそも今の世の中、
「正しいのか、間違っているのか、を判断することが難しくなっている」
ような気がします。
従って、お互いの考え方や志向を共有しながら
「第3の考え方」
を創り出す、探し出す努力や工夫が必要になってきているのではないでしょうか?
従って、相手の話を聞いていて、?と感じたら
「あなたは間違っている」
ではなく、
「私の考え方とは異なっている」
と捉えて、必要であればこのように伝えること大切だと思います。
いかがでしょうか?
また次回に!
「働くあなたを元気にするプロコーチ」砂村よしお
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