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米国大統領就任式はなかなか印象深いものだった。
式典開会で、バラク・H・オバマの大統領就任と言っていたのが何故か気になった。
その後の宣誓ではバラク・フセイン・オバマと、変に略さず呼んでいたことに安堵した。
某大手メーカーの大先輩と久々にお酒を楽しんだ。
仕事の話からだんだんと「口の曲がった首相の話」になっていき、技術立国日本の迷走ぶりに将来はあるのか、という話題になっていった。
日本はアメリカの傘下に正式に入れて貰うのがベストではないかという意見も出てくる。
私も同じように思えるのだがそれでは悲しい。
完全独立とは言えない現況は誰もが判っているが、国がなくなる前に手を打たないとますます未来は暗くなる。
日本国消失(米中露分割統治)
中華人民共和国・日本自治区(中国の属国)
USA・Japan州(アメリカの51番の州)
完全独立(憲法改正・平和的核配備)
こういう選択肢をはっきり突きつけた方が議論が早いのではないかと思う。
今が最後のチャンスだと思う。
完全独立派としてまずは結論から。
厚生年金保険料率が9月分から変更となる。
従来の14.996%から15.35%に、およそ0.35%のアップとなる。たとえば月給40万円の人は1400円のアップなのだが、個人負担・会社負担が半々なので、月給40万円の人は700円アップとなる。
この料率変更つまり保険料値上げのサイクルはどんどん短くなって来て、3月の健康保険料率改訂に続き、今年2度目の改定となる。
給与明細を見ても、一般人にはなかなか気づかれないようにするさじ加減は見事だ。
いやはや実に上手い!
この負担は、経営者や健保組合にとっても、じわじわと重くなる負担であり、結果としてそのしわ寄せは労働者に向かう。しかも労働者の不満は経営者に向けられるケースがほとんどなのだ。
USの金融破たんの論議に時間を使うのもごもっともだが、実質破たんと噂されるこの国の年金制度を何とかして欲しいものだ。
民主党の掲げる税方式が現実的だと思うが、官僚や自民党とのやりとりに無駄なコストを使っている現状が腹立たしい。
いっそ荒療治はできないものか。
もうこんな仕事に何年もかけないで欲しい。
制度設計公募・国民投票を行えば最短1年で出来る筈だ。
次の機会では、なぜ実質破たんなのかという点を説明してみましょう。
次の総理について
ちょうど一年前、つまり当時の総理である阿倍晋三氏が辞任を表明し、自民党が総裁選の準備をしていたときのことだ。
私は幸運なことに、世界各地で活躍する中国系の企業経営者が一堂に会する「華商大会」の開会式に参加できた。中国からVIPが出席したこの開会式で、出席を予定していた阿倍晋三総理は参加せず、冬柴国交省大臣が代理出席し、何と福田氏がビデオレター形式で挨拶をしていたのだ。当然その時点では、自民党総裁は決定していない筈なのだが、福田氏が首相の座に座ることになる明白なサインがそこにあった。マスコミがそして日本人は殆どが「次の総理は誰か?」と言っていたそのときに、北京はその結果を掌中にしている。もしかしてワシントンにはどれだけの情報が渡っているのか考えると身震いすらしてくる。
ということは今回も、次の総理は誰かというのは、ワシントンや北京では周知なんだろうな。まったく困ったもんです。ビジネスセンスの無い政治家・官僚は去って欲しい。
福田総理の辞任表明。
辞任には驚かないが、その理由に驚いた。
これまでの総理大臣の辞め方とはまったく違う開き直りだからだ。
相変わらず責任感のないスピーチで、国会で法案通らない云々と愚痴を並べる。
こういうときは大概の場合、健康を理由に辞任となるのが通例だが、堂々と愚痴ったあと自分は辞めて次にバトンタッチすると言いきるその姿には呆れた。サミットとオリンピック式典に出たかっただけと言ってくれれば良かったのに。
当然、日本国の迷走が目立つこととなり、株価低迷・消費ムード落ち込みが際立つ。あたりまえのことだ。
そして月曜の夜という発表のタイミングに何か作為を感じる。
こんどの選挙には100票ぐらい欲しい気分になった。
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