ゆうこ新聞・創刊までの歩み ●発病編●
Nov
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若干、珍しい病気を持っています。
「全身性エリテマトーデス」という膠原病の一種で、
簡単に言うと、本来なら自分を守ってくれるはずの「免疫機能」が
認識エラーみたいなものを起こし、自分自身を攻撃してくるという
「ちょっとそりゃねぇだろ( ̄∇ ̄;) 」と言いたくなる病気です。
攻撃された結果は…というと、
文字通り「全身」のあちこちが故障する。
やっぱり「ちょっとそりゃあんまりだろ( ̄∇ ̄;) 」な…。
始まりは、都内の某社で忙しく働いていた、
2005年の7月のこと。
朝起きると身体がこわばり、手の指が腫れあがっていた。
鏡を見ると、四谷怪談のお岩さんそっくりな奴が写っている。
としまえんのお化け屋敷のバイトに応募するか、
病院に行くかの二択だ。
もちろん、慌てて病院へ。
それにしても、全身の激痛で着替えられない。
アパートのドアノブが自分で回せない。
もう、不安しかない。
駆け込んだ地元の小さな病院の先生の表情は、
一緒に四谷怪談に出れそうな位、険しい。
「すぐ紹介状を書くから。“この手”の病気のエキスパートだから
安心しなさい!この足ですぐ行って!」
“この手”って、なにー?!
その時の私にはまだ分かっていなかったのです。
人生がひっくり返るということを。
Posted at 2010-11-02 22:48
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Posted at 2010-11-02 23:11
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Posted at 2010-11-03 09:35
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Posted at 2010-11-04 03:17
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