一週間ほど、兄のいる九州と実家の倉敷に帰っていました。 帰る頃に東京の桜はすでに散っていましたが、倉敷の桜は満開で今年の春は二度、楽しめました。 倉敷に唯一、Penny Lane という小さなライブハウスが駅近くに在るのですが、今年5周年記念を向え、私が東京に戻って来る前夜に、倉敷芸文館でアニバーサリーコンサートがありました。出演者は私の幼なじみのバンドとプロのゲストが出演しました。 プエルトリコから直接来日しました、フルートの赤木りえさん、今回はじめて聴かせてもらったのですが、現代音楽からジャズ、ソウル、サルサまでこなしてしまう方で、今回のラテン、ヒィュージョン、バラードなど数多く演奏しましたが、彼女のテクニックはさながら、乗り、情熱、身体から込み上げて来るイモーションを肌から感じました。吹きながら身体を揺さぶる乗りの良さ、カッコイイと言う言葉しかありません。彼女はフルートで歌っているのです。私はしばらく鳥肌ものでした。 ドラムのマーティー・ブレイシーは、私の20年来の友人ですが、今回このコンサートでばったり会いビックリしました。彼は「もんた&ブラザーズ」のオリジナルメンバーであり、久しぶりに彼のドラムを聴きました。彼は、現在Okamoto Island のメンバーでもあります。 ギターの岡本博文、この人もすごかった。プエルトリコで活躍している方ですが、ハギレのいい音、魅了されます。彼とコンビのベースリスト、プエルトリコ出身のイスラエル・セデーニョですが、私の中では、ラテンのBBキングでしょうか、チョッパーきいてました。プエルトリコのブルーアイランドが見えてきます。 倉敷は比較的、暖かい土地で、くだものや魚が美味しい所です。皆ボサノバが好きで、のんびりとした風潮です。私も近い将来ここに戻って来るんだな〜って予感のする旅でした。