フナバラソウ(舟腹草) キョウチクトウ科(Apocynaceae)
学名:Cynanchum atratum Bunge
別名;ロクオンソウ
「イズカモメヅル」「コバノカモメヅル」「アズマカモメヅル」と同科カモメヅル属。
つる性ではなく、30~80cmの高さに自立する。
名前は、熟した実が二つに割れ、その一片が船の腹に見えることから。
茎は分枝せず高さ40~80cm、全体に軟毛を密生、葉は長さ6~10cm位。
花冠は5裂し裂片は長さ7mm位、袋果は長さ約7cm。
自然植生; 北海道から九州、山野の草地にはえる多年草。
絶滅危惧ランク;絶滅危惧?類 (VU)。日本固有種。
名の由来;和名の舟腹草は袋果の形を舟の胴体にみたてたもの。
6月8日誌「6/1箱根・湿生花園」