“ストーブ列車”《襍観 ・/・古往今来303》

この「スルメ」が、なんともいえず、美味!!

青森県・五所川原市、津軽三味線等、独特の文化があちこちでみられる。
この地域で趣ある冬の風物誌、何はさておき「津軽鉄道のストーブ列車」だろう。
風情と言えってしまえばそれまで。だが、だるまストーブの姿、どこか神々しい。
寡黙である。石炭のまろやかな炎、煙突から伝わる暖かさ。
その土地に住む者に取っての足だが、今や観光名物になっていた。
車内は、厳冬の荒野を遮る様に実に暖ったかだ。
昭和5年開業という「津軽鉄道」、開業当時からこのストーブ列車はあったらしい。
乗車した日は、生憎の天候、車窓からの景色はなかった。
それ故か、思うことが次々と脳裏をかすめる。自分の世界を広げられた。
地方創生って、下から構築してこそ活きてくる。
國が地方に向かうのではないですね!!
20km程の距離、50分足らずの時間だったが思いは広く大きく膨らんだ。
津軽三味線・・・夏の「立佞武多(たちねぷた)祭」。
庶民の隠れた「力強さ」から見えてくるもの、「文化」をしっかりと考えたい。
その土地土地に生きる慣わし、一般的には理解できないこともある。
しかし、それが故の固有の文化に通じる。方言にして然り、奥深い。

1月30日誌「青森・津軽鉄道」
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