“金瘡小草”《襍草 ・/・古往今来360》


キランソウ(金瘡小草) シソ科(Lamiaceae/Labiatae)
学名:Ajuga decumbens Thunb. ex Murray
別名:ジゴクノカマノフタ(地獄の窯の蓋)
英名;Creeping bugleweed

路傍・山麗等の岩の多い草地にはえる多年草。全体的に縮れた毛を持つ。
「地獄の窯の蓋」、地表面に張りつくように葉と花をびっしりと広げる故。
又、薬草としても知られ、地獄の釜に蓋をして病人をこの世へ戻す事を言った??
生薬としての名前をキンコツソウ(筋骨草)と言う。
葉の腋に1cmにも充たない濃紫色の唇形花を数個つける。
上唇は小さく、下唇は大きくて3裂し、中央片が大きい。
花冠が淡紅色の品種をモモイロキランソウと言う。
薬草としての効能、鎮咳、去淡、解熱、健胃、下痢止め、化膿止め。
全草を乾燥させ煎じて用いる。
小さく地を這うように生える植物、人間等の踏み付けに弱い!?!
人が歩くような場所では、見たことがない。
植物観察等で擦り傷を負った時、キランソウの葉を揉んで傷口に塗ると効果がある。
有用な時、近くにあればよいが、実際には、中々見つからない??

3月28日誌「大和市・泉の森」

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