“一寸前の出来事・叛逆のろれつ”《襍感 ・/・拈華微笑25》

“一寸前の出来事・叛逆のろれつ”《襍感・/・拈華微笑25》

我が居所から近い里山、自転車で１０分もかからない距離。
里山の植相の総ては公表されていない。何処にどんな花が見られるか！！
歩き探索して、気になる植物には、小枝等でマークしている。
其れとは別に里山管理事務所が、調査中の名札をつけたりもしている。
中には、散策路から外れ探し当てたもののみが出会えるって場所もある。
そんな場所の一ヶ所を１年を通して定点観察をしてる（個人的に）。
キンラン・ギンラン・マヤランその他１０種類以上のクサ・樹が見れる。
そんな所で初めて出会った草本、ギンリョウソウ（銀竜草）らしき茎（果実か？）
イチヤクソウ科（学名：Monotropastrum humile、別名：ユウレイダケ）。
小さな花で今まで見落としていたのだろう！？！　１ｍ四方の中に数個（果実）見えた。
画像が其れだ。落ち葉の中から数センチ姿をのぞかせている。
中に若芽と思える茎もあった。ゆっくりと観察する時間がなくて・・・！
茎の周りに小枝で囲いをたて目標にしてその場を離れた。
１週間あとにじっくりと観察しようと出かけてみると・・・！？！
その林周辺・全体が綺麗に下草刈りされてしまっているではないか。。。！
目的の場所にいってみると綺麗さっぱりと刈り取られていた。
里山管理事務所に連絡してみると、そこは管轄外の場所だとか？？？
しかし近くに調査中の場所があるではないかと苦言をのたもうたが後の祭り。
来年に期待するが？？？
人間にとって邪魔な草・樹、多様性の貧化が森を痩せさせている。
植物生態系を無視して人造林化させてはいかんと思うのだ。
自然との共存に乖離する。管理者は、全体を把握できないと申されるが、
せめて里山ボランティア組織に登録している面々には、指導して欲しく感じる。
がっかりしながら今一つの林に行ってみると、茎を大きく湾曲させてヤマユリが！！
挨拶してくれてるように花頭をたれて魅せてくれていた。
近くに三つ葉ウツギの実もこちらに微笑むように・・・一寸、気分が良くなった。

「2015/7/11泉の森」

ギンリョウソウ、画像でしか見たことがなくて。地中からでてきた、潜望鏡みたいですね。ミツバウツギの実、よく見分けられましたね。葉っぱソックリ！

こんばんは、birdyさん。ギンリョウソウ、短な里山で出会えるとは、思っても見ないことでした。既成概念に囚われてはいけないってことですかね。。。それと、役所も遺憾です。たかが、草でしょう！？！と。時間をかけていたら人件費が。。。！話になりません。ギンリョウソウを見つけた辺り落ち葉がいっぱいで、枯れ葉を押しのけて顔を見せますので茎が殆ど隠れています。可愛いィ。。。来年に期待します。三つ葉空木は、よくよくにらめっこしていますので相手もせり出して来るようで＾＾）。コメントありがとう存じました。