子供の頃から、富士山を見つづけてきた。
日本を代表する山だ。
異国にて富士山を彷彿させる(自分にとって)光景はある。
それは歴史的な人脈、家系なのだが・・・。
Burg Hohenzollern, Schwäbische Alb
ドイツの南西に位置する場に「ヘッヒンゲン」という小さな町がある。この町の郊外に聳えるのが画像の城である。Hohenzollern家は、フリードリヒ大王を輩出した王家として知られている。同じドイツ民族のハプスブルク家と並ぶ名門としてドイツ国内で大きな影響力を行使したが、元は南ドイツ・シュヴァーベンの小貴族だった。1191年にニュールンベルク城伯となると着実に勢力を拡大し、1415年にはホーエンツォレルン家フリードリヒI世が、神聖ローマ皇帝ジギスムントにブランデンブルク選帝侯に封じられ、1618年には、ヨーハン・ジギスムントがブランデンブルク選帝侯国とプロイセン公国と合弁し、フリードリヒ=ヴェルヘルムの時代には大選帝侯に昇格し、1701年には、その子フリードリヒ3世がスペイン継承戦争で皇帝側について王号を許され、初代プロイセン王フリードリヒ1世となり、ホーエンツォレルン朝を開く。
こんな歴史的由緒ある自城だが、一般的な観光客は少ない。
湘南の浜辺よりみゆる富士嶽を遠望しながら何かを思い思索した若き頃、それと同様に、この城を遠望して、西欧と日本の対比をおもうた感慨ある風景。
この地での秋の夕暮れは、遠望する富士嶽と重複して映る。
「心」の中での橙色(代代色)。
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