“美術館の庭・・・庭園の花!!”《森羅・/・万象19-44》

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箱根美術館・庭 箱根美術館・庭
箱根美術館・苔庭 箱根美術館・苔庭
楽しい表情の陶製人形 楽しい表情の陶製人形
美術館内から見る明星ヶ岳・・一... 美術館内から見る明星ヶ岳・・一幅の絵
庭で見たアズマシャクナゲ 庭で見たアズマシャクナゲ
ヤマツツジも咲いている苔庭... ヤマツツジも咲いている苔庭


蓬莱園庭園 蓬莱園庭園
手入れされたツツジの樹 手入れされたツツジの樹
ツツジ等に囲まれた憩いの場(庭... ツツジ等に囲まれた憩いの場(庭)
みごとな大ツツジ!?! みごとな大ツツジ!?!

《時節・_・襍感⇔“観光地・・でも静かに感じた瞬間、癒やし!?!”》

「令和」僕自身も新たな感覚でスタート。ライフワークも仕切りなおし。

だが世間では、機に乗じてお祭り騒ぎ、如何なものか??

ちょっと前、春爛漫・新緑の観光・保養地、箱根へと久し振りに出掛けた。

車で箱根湯元のバスターミナルを通った時・・“おぉ~~!!と驚いた”。

昨年は、東洋人観光客が多かった。が、先日は西欧人が何と多くみえた事か。

今年になって出掛けた伊豆、東北日本海側の寒村でも欧米人を見かけた!!

少々辺鄙でも見応えあってじっくりと回る。異文化を楽しんでいる西欧人。

日本の隅々まで紹介されるネット、日本各地の特有な文化を僕自身も新たに知った。

見慣れた景色に無感覚になっていたが、来訪外人には新鮮であり感動をももたらす。

昔、ドナウ川の源泉からオーバードナウを旅した。その時の事を思い出した。

観光地であり西欧人憩いの場・保養の地、而してボイロン大修道院もあったりと。

箱根の地は、温泉としてだけではなく、首都圏の芸術文化の聖地的な場でもある。

郊外・緑の保養所である。同様なことを異国からの来訪者も感じているだろう。

箱根の有名な「躑躅」を見に出掛けたのだが、人気スポットは、今回は避けた。

躑躅見物の前に箱根美術館を訪ねた。無料駐車場があるのも嬉しい!?!

苔・竹庭園と日本の陶器や縄文火焔土器・埴輪像・瀬戸や備前の大壷等も観れる。

日本庭園の苔・竹は、まさしく伝統的日本庭園。静かな佇まい、心地よかった。

そこから久し振りにケーブルカーで下り、登山電車に乗り換え次の庭園に向かう。

電車は、彫刻の森美術館内を横切り、野外展示物も垣間見れる(これで充分!!)。

小涌谷駅で下車、目的の蓬莱園目指して坂道を登って行くが通行人がいない??

「躑躅庭園」と各所で紹介されているのに(行き方、歩く距離が長いからか!?!)。

蓬莱園は、駐車場が無い。それ故に訪問者が少ないのか??庭園に着いても人影無し。

躑躅で埋め尽くされてはいないが、手入れの行き届いた立派な庭園であった。

目の前の花々が咲き卒えると梅雨もまじかとなるか。紫陽花の季節到来である。

鬱陶しい季節も楽しみたい。そんな心の余裕をもって日々を送りたく思うのだ。

紫陽花には、格別の思い入れもある。そして自然交配した新種の野生紫陽花を知った。

この紫陽花達を観察し始め数年をもつ。昨年は、現地を見て回れなかったが。

今年は、時間は取れるのだが体調がいまひとつ冴えなくて(老化か)。。。!

おまけに写真撮影も酷いものになってきた。奮起して頑張らねば!?!

花々を見て蓬莱園を去ろうとした時、ロマンスグレイの米国人といきあった。

アングロサクソン系のご夫婦とお見受けした。行き会った最初の人が異国人。

大昔のオーバードナウ沿いの田舎町での事を思い出し、楽しい気分でいた。

行き会った場所(道)を直進すべきが左に曲がってしまい、二駅分、歩くはめに。

おかげで、その日の宿は心地よかった。小さな宿の温泉は、独り占めだったし!!

とりわけ夕食は、おいしくいただけた。翌日は、大雨で早々に帰宅の途についた。

この花鑑賞散歩、事象と人間性を思う良い機会であった。

令和時代は、日本の姿勢、立ち位置を真摯に検討する期である、市井人としても。





「2019/05/13箱根」


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