《 雅羅・/・襍囈〝今時の花〟❖ ’24-47 ❖ 》

シャコバサボテン(蝦蛄葉仙人掌) サボテン科(Cactaceae)
学名: Schlumbergera truncata (Haw.) Moran,
別名:クリスマスカクタス
スタンドライトだけの姿。
一寸、妖艶に映る。
《鉢植えの植物 “今の時期に咲くサボテン”  》
 シャコバサボテン(蝦蛄葉仙人掌);
多年生の多肉植物で、原産地はブラジルをはじめとする南アメリカ大陸。
「森林性サボテン」と呼ばれ、標高高所の樹木や岩場に着生し育つ。
自生地での茎高は30cm前後。冬に花を付ける事でクリスマスカクタスとも呼ばれる。
シャコバサボテンの特徴は、葉の形が平たく、茎の節ごとに一部が尖る。
シャコのハサミを連ねたような形。仲間にカニバサボテンがある。
シャコバサボテンの開花期は11~3月で、枝の先端に花をつける。
日が短くなるのを感じ取り花を咲かせるので短日植物(たんじつしょくぶつ)。
陽の光が、短くなると花芽をつけ、而して寒くなると華麗な花をつける。
サボテンのイメージは、「乾燥に強い」「日光によく当てる」等だが、
シャコバサボテンは湿度が高い森林に生えている植物。
平たく、やや厚みがあり縁がギザギザした葉が連なった姿。
透明感のある反り返った花の花色は、赤・白・ピンク・オレンジ・黄色・複色。
葉が連なったようにみえるのは扁平な茎で、葉状の茎節は5-6節連なる。
最高で30cmほどになった後、弓状に垂れる。個々の茎節は、艶のある暗緑色。
先端に2個、両側に2-3個の鋸歯状突起がある。刺は殆どないが、刷毛状の目立たない棘がある。
花は、左右相称で筒状に合着する(近縁種のカニバサボテンはほぼ放射相称)。
花は、茎節の都合部または茎先端に付き、苞葉があり、色は桃紅色が基本である。
シャコバサボテンは、茎節の姿が海に生息する蝦蛄に似ている事で名付けられた。
*       *       *
結婚当初に母が玄関にと鉢植えを分けてくれた。その蝦蛄葉仙人掌が生きている!?!
はっきりしないが、仏間の脇に一鉢あることは、現実。楚々たる姿がいい。
 
「令和陸年(皇紀2684年)2月16日、記」 
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