こんなツナ缶です
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おねだん
ツナ缶ブランドの国産ツナ缶として
日本で一番高い(
5,400円)
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魚の種類
ビンナガマグロ1尾
特定のとろ肉だけ使用(ホワイトミート)
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液汁の種類
オリーブオイル漬け
(スペイン製EXVオイル:オロバイレン ピクアル使用の説明があるが)
(本品に入ってたのはエルドラード ブラックレーベル使用のカード)
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身のほぐし方
手で詰められたとろ肉
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おすすめの食べ方
いいからそのまま食べてくれ
そのあとわさびをのせてどうぞ
孤高の頂、ふたたび
モンマルシェが2018年から世間にとどろかせる、日本一高いツナ缶。
ツナ缶という食べ物において、最高の材料と最高の調味法をしたらどういうものが生まれるのか。それを食べた人はどんな気持ちになるのか。市場に問いかけ、2010年代までのツナ缶トレンドではまず見なかったスマッシュヒットを炸裂させた。その勢いは2022年になっても衰えていない。
発売後、数えきれないほど多くのメディアに取り上げられ、高級ツナ缶の頂点であり続けた。今もなお、他の追随を許さないブランドバリューを誇り、ツナ缶の「失敗したくない贈り物」として、価値ある選択の一つとなっている。
発売当時書いた記事(気合のある No.127)が検索結果の5ページ目に出てくるなど、一般消費者の関心は高い。個人ブログの割には健闘しているほうだと思う。
なお、その時に買った2缶目は開けるのがもったいなくて未だ熟成の途にある。
発売当初から細部が変わっているため、それを主に書き綴る。製品全体の詳しい解説は、
モンマルシェのブランドサイトと
私の実食レビュー(No.127)が役に立つ。どんなところでこだわりすぎたのかとか、熱っぽい書き方をしている。
発売当初から現行品で変わったこと
オリーブオイルの変更?
Webサイトの実食や各種リリースを見るに、2020年末の製造分あたりから、感動オリーブオイルと呼ばれていた「エルドラード ブラックレーベル」を「オロバイレン ピクアル」に油を変えている。だから今回のロットもオロバイレンであろうと。これが私の仮説だった。
しかし! 実際に私の手元にあるのは
「エルドラード ブラックレーベル」
想定外の名前が書かれたギャランティカードにフリーズする。
4年ぶりに見た。再び対戦の機会が得られてうれしいよ。でも、どこにも「エルドラード ブラックレーベルも使う」みたいな記述、なかったよね…
ブラックレーベルの製造ラインは非常に小規模(というかほぼ手作業)であるから、時期によってエルドラードだったりオロバイレンだったりしても何ら不自然ではない。たまたま私のブラックレーベルがエルドラードだっただけだろう。
レビュー番号はオリーブオイル変わった前提で208缶を振っていたが、訂正しよう。No.127-2、つまり前回と同じ、エルドラードを使ったブラックレーベルの製造年違いを頂こう。
粋なサプライズしてくれるね。
(2023.4.1追記)本レビュー後、モンマルシェに問い合わせた結果、誤ったギャランティカードが封入されていたことが発覚。ホームページの説明通り、オロバイレンで合っていた。ギャランティカードが真正性を保証しないことから、本品は不正品……「不正ブラックレーベル」とでも呼ぶものになっている。こんな内容なので事実発覚後からエイプリルフールまで記事を缶熟させていた。缶の中身自体は問題ないので不良品ではないことを同社名誉のために強調したい。
オリーブオイルが変わったことを紹介したかったが、このとおりエルドラードのままだったのでこの缶からは紹介できない。細部の変更点として、黒い帯をとめているシールにOceanPrincessのロゴが入ってたり、賞味期限がYYYY.MM表記になっていたりするくらい。あと、缶詰ラベルに製造所がミヤカンであることが明記された。以前は書いてなくて「モンマルシェはミヤカンOEMなの隠してないから事実上ミヤカン」みたいなことを書いていたが、その必要がなくなり、堂々と「日本一高いツナ缶を作っている工場は気仙沼にある」と示せるようになった。
(2023.4.1追記)オロバイレンのオリーブオイルだ。したがって、ここから下に書いた味の解説は全て勘違いで、誤りである。
"Have you ever had such an experience
as you were deeply impressed by a great live preformance?
We would like to impress you in the same way
through your meal with our products."
でもお高いんでしょう?
お値段は5,400円/缶。
これも4年前と変わらずだ。相変わらず他を圧倒する。国産普及品のツナ缶が一箱買っておつりがくる。皆さんはツナ缶一箱買ったら、数か月か半年くらいは持つだろう。しかし、ブラックレーベルはF3号缶に入った1個で5,400円なのだ。
ぶっちゃけコスパはものすごく悪い。毎日食べるなら国産普及品のほうがいいし、ちょっとおいしいのがいいなら2~300円のツナ缶のほうが向いている。人に渡すにせよ、差し入れならモンマルシェのスタンダード製品で十分ではないか。
この5,400円が必要とされるのは、やはり失敗が許されないときか、5千円という価格を上回るほどの憧れを止められないか。私みたいな。
(世の中には
P4号DR缶に入って1万円のツナ缶?があるが、異業種からの参入なのと、複数の食べたの報告を見たことがないので、判断を保留している)
ロット番号は220808034となっていたので、おそらく22年夏製造の個体と思われる。
じゃあ、前回のレビュー記事でも書いた例のあれ、行きましょう。
2
このさきには_________
暴値的で___________
鮪のような__________
ツナ缶が___________
あなたをまっています。____
それでも開缶しますか?____
⊂はい⊃ いいえ_____
☆缶を開けたところ
そうそう、これです、これ。身がきれいなんですよね。
(超上から目線)
(ローレルの葉は取り除いてお召し上がりください)
(2023.4.1追記)ギャランティカードと異なり、中身はオロバイレンのオリーブオイルを使っている。書いた味の解説は全て筆者の勘違いを含んでいるのでご了承いただきたい。
Posted at 2022-10-10 04:06
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