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ふあふあ

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ちょうど真ん中あたりにいるようだ
それもなんとなく、そんな感じで

私は良い人なのか悪い人なのか
ちっともわからないけど
まあ、どうでも

右へ進んでいるのか、左へ進んでいるのか
それとも進んではいないのだろうか
まあ、どうでも良いことはどうでも良い
そういうことでどうでも良い

何のための何さえ思い出せず
何となくふあふあしている

ああ、わかっていることがあった
ふあふあしている

わからないことばかりだけど
それが今はどうでも良さそうな感じ
ふあふあ、ふあふあ、ふあふあ

ふあふあしている……

……あれれ、誰かが何か言っている

「お客さん、終点ですよ」

#詩

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超越の微笑み

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二十五年前のこと
母が入院して抗がん剤治療をしていた
介添えのために病室へ顔を出すと
苦しい筈なのに息子の私を見て微笑む

私は入院で必要な物品を買いに
地下の売店へよく行った
その時に両足のない青年が
車椅子で来店する姿を目にした
太ももには包帯が巻かれている

彼は店員さんに
「こんにちは」と言って微笑んでいた
とても足を失ったばかりの表情ではない
自分にさえ憫然たる心もちであろうに……

自分がその状況だったら
あの振る舞いができるだろうか
いや、そんなことは到底無理だ


それから四ヶ月が過ぎた……

母の抗がん剤による副作用は凄まじいものだった
髪の毛は抜け、爪はボロボロになり
口の中は荒れて穴があき
痩せこけて震える手でご飯を食べれば
涙のように零れていた
母は死に物狂いで抗がん剤と闘っていた

そして、彼を久しぶりに売店で見かけた
ああ、また入院しているんだ
そう思った矢先に気付く

車椅子に乗る彼の右手は切断されていた

現実はこんなにも残酷なのか
彼が何をしたって言うんだ

それでも左手一本で病室から車椅子を漕ぎ
地下の売店まで自力で来ていたのだ

店員がお買い物袋を差し出すと
「ありがとう」
その声は可哀想という言葉も
寄せ付けない明るさをもって微笑んでいた
いったい何がどうすればこうなるのだ

私はもう自分の存在すら怪しくて
生きていることが恥ずかしくて狼狽え……


母は抗がん剤治療を半年間耐え抜き
地獄のような日々に終止符を打つ
どれだけの苦しみの山だったのだろう
本人でないと越えた辛さは分からないが
私も退院の日には自ずから涙が流れた

母の入院を通し確信したことがある
綺麗事を言っていると罵られてもよい

人間は強くて美しくなれるんだ

苦しみに立ち向かいながらも
微笑みのある逞しさ
それは超越と出会う出来事だった

今も八十歳になる母は生きている
彼もきっと何処かで生きているに違いない

あの美しい微笑みたちは
優しく永遠の輝きを放ちながら
私に生きている意味を明証し続けている

#詩

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詩人会 現代詩サロン

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詩人会 現代詩サロン...
行って参りました。埼玉詩人会の現代詩サロンへ。

まず小林 稔さんの講演会で「萩原朔太郎の詩的闘争」というお題でした。小林 稔さんはたぶん詩の世界では著名な方なのでしょう。昨日、図書館へ行ったら何冊か出版されていることを知りました。朔太郎の話ではないのですが、なぜ詩の批評が必要なのかという内容のお話が大変勉強になりました。「詩は新しきを考えなくてはいけない。自分の居場所、位置を確認。先人たちの詩を考察することによって見えてくる」と、おっしゃっていて、ほお〜と頷いて。

公演の後に質問タイムがあったので、先陣を切って私が質問させて頂きました。
「感情の詩と感覚の詩で、内側に走るベクトルがあるものが感情、外側に走るベクトルがあるものを感覚と小林先生がおっしゃっていましたが、朔太郎は感情の詩ということで、なんとなくニュアンスはわかりますが、感覚の詩というものが想像できなかったので、そこをお聞かせください」と。小林 稔さんはめちゃくちゃ考えて答えてくれました。嬉しい限りです。

そして、自分の詩の朗読。私の隣りの方が緊張して手を震わせているのをみて、なぜか私の緊張はほぼなくなり下手くそですが、それなに読めたと思います。よかった、よかった。

打ち上げ。飲みながたくさんの詩人と話すことができました。みなさん、詩が好きなんだなあ、と感じることができ、楽しくコミュケーションをとれて嬉しかったです。

いや〜、詩人会を楽しんできました。




《追記 、雑記》

「新会入された齋藤から自己紹介などをお願いします」打ち上げの時に突然、振られました。

「えーと。齋藤純二と申します。十二月にこちらの詩人会に入会致しました。今日は三つの初めてがありました。詩人さんに会ったこと、詩の講演会を拝聴したこと、心臓をバクバクさせた朗読。刺激的な一日でした。ここへ来るまで、詩人とはもしかしたら宇宙人みたいな存在のような気がしていましたが、こうやってみなさんに会ってみますと普通に人間でした。でもこれから話を聴かせていただくと、もしかしたら宇宙人の方がいるかもしれませんね。こんな私ですが、今後とも宜しくお願いします」と。
#雑記

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石垣りん さんの朗読

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ツイッターをしていると、
石垣りんさんの朗読をしている動画に出会う。
いいな、自然に朗読している。
しかも上手で聴いていてとても情景がわく。
そしてやさしい声。
めちゃ上手い。

感情を素直に表現する。
勉強になりました。

こちら、石垣りんさんの朗読されている動画。

https://youtu.be/562vKe0tTkQ
#詩 #雑記

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潜在的衝動

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潜在的衝動



我が身のように感じながらも
握り潰したい衝動に駆られ

だが壊れた夢を描くのは
決して悪の華でないことを
私は知っているのだ

それは生まれた自然と朽ちてゆく
必然があるのだから
今さら驚くことではない

それを真実の美しさという

社会の道徳では
埋めきれない運命の先天的生物感

立って倒れる
その過程には組み込まれた
超自然が主軸となって色褪せて

握り潰す
美しい心象を求めてしまう

手のひらで一生を粉々にする
完結したい人間の潜在した衝動

自分の一生を握り潰したくて
傍観する人間社会に
手の震えが止まらない日々

#詩

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むずいっス、詩の朗読。。。

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今朝、詩の朗読練習をする。

詩を書くことと詩を朗読することは、脚本家と俳優の違いほどあるような気がする。そんなことを言っても芝居の世界は知らないのだが、目で文字から入ってくる感覚と耳から入ってくる感覚とでは受け入れ方も違う。表現技術や感性によって表現された作品の捉え方に差が出てくる。詩を書くだけではなく詩を朗読をし、表現できて詩人と言えるのかもしれない。私にとっては詩の新しい分野に出会った刺激になるものだった。

何を言いたいかというと朗読は難しい。詩を書くのと同じように。そして、詩の朗読初心者である私は、とてもとても人様の前で読めるほど上手くはない。ただの下手くそだ。

間、感情の入れ具合、緩急、強弱、声の大きさ、高さにそれぞれの加減。
考えたら読めなくなってしまう。ああ、明日は朗読会があるというのに……

しかし、開き直りの哲学というものがある。べつに上手く気持ちも移入し、読めなくても真面目にやれば良い。これは逃げていると言われればそうなのかもしれないが、「だってしょうがないじゃない♫」って感じだ。えっ、どんな感じだよ。と、突っ込みを入れられそうだが、そんな感じだ。

というわけでもう少し朗読の練習をしよう。それと私は父親譲りで「ひ」と「し」の使い分けが怪しい。それと「さ行」の滑舌が悪い。そのへんから、修正して行こう!

やるしかないな。。。
#詩 #雑記

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詩の朗読会

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さてさて、日曜日にはとある場所で詩をひとつ朗読することになっている。ネット詩誌MY DEARの大先輩からアドバイスを頂き、丁寧に背中を押されたので楽しみたい。自分なりに淡々と伝わるように読んでみよう。カラオケのように上手く歌おうと思ってしまったら、あれれっ、ということになのでそこは気をつけなければ。「でしゃばらないように、はしゃがらないように…」と河島英五の歌のように自然で。





初めまして齋藤純二と申します。こちらで詩を通し、皆さんとコミュニケーションを楽しめたらと思っております。何卒、宜しくお願い致します。





桜色の恋文



2030年4月
国から一通の恋文
まさか老体の私にこれが来るとは

子どもの頃
叔父の洗脳されていた話を思い出す
命を捧げることに疑問など持たなかったという
自分も国のためにバンザイと突っ込んでゆく
そんな歴史を繰り返す時が来た

何てことだ

今まで社会のために骨身を削り
ヨタヨタになるまで働き
家族の幸せを信じて
闘ってきたんだ
そんな私にも

あなたを愛しています
だからもっとお国を愛しなさい
弛まない志しで弾丸になりなさい



明日
軍隊が迎えに来る

衝撃は
恐怖に変換され
膨張し続け
ことの次第を把握すれば
バンッ
音を立て現れしは

怒りだ

政治に無関心だった自分への
怒りだ

手遅れの怒りだ

今まで何を勉強してきたのだろう
何のために生きてきたのだろう
なぜ流されてしまったのだろう

Love and Peace
この国は夢の島だったのか
悲しい歴史を乗り越え
辿り着く筈だったのに

弾丸になることで
見知らぬ国のひとを苦しめ
私は何処へ行ってしまうのだろう

愚かに繰り返す殺人兵器の一部になり
桜散ることを勇敢だと讃える
この国

いや違う

この国の本音は
桜色の恋文に花びらを散りばめて
歴史を繰り返し遊びたいだけなんだ


すべての心を失う
此れ無情

明日
軍隊が迎えに来る

桜咲く頃
桜の木は一本も無い





/ありがとうございました/
#詩 #雑記

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陰圧

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陰圧
#詩

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俺の前にあるお鍋と釜と燃える火と

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石垣りんさんの詩で
「私の前にある鍋とお釜と燃える火と」
という詩がある

炊事は女の役目で
無意識までに日常化した奉仕の姿
と言っている

時代は変わった
コンビニ弁当などの中食があり
手をかけなくても食べられる

しかし
手をかければ
美味しく安く上がる

うちの炊事係は
俺、お父さんの仕事だ
家庭でいろいろと
事情があるわけなのだから
炊事は別に男でもいいだろう

ちなみにうちは六人分のご飯を
作らなくてはいけない

仕事が遅い週の夕ご飯は
たいてい前の日の夜に仕込んでおく
カレー、シチュー、鍋物、
麻婆豆腐、スープなどなど
子どもらが温めれば
食べれるようにしておく

カレーで言えば
千円もあればサラダ付きだ

五百円の弁当を六個買ったら
三千円となってしまう
楽をしたいこともあるが
しないのが俺流だ

あと
魚や肉を焼くだけなら
簡単で美味しいのだが
これもけっこう高くつく
たまにはいいけど
毎日だと
家計簿がアップアップしてしまう

そして今夜も
ビーフシチューと
キュウリを切って力士味噌を作ってあえた
明日の晩御飯は準備完了だ

朝ごはんは今日の鍋で余ったつゆで
おじやを作っておいた

そして日本橋と彫ってある
お気に入りの包丁を磨いてしまう
ああ今日もお疲れさんと
自分に言いながら横になる

そこで詩を書く

炊事も詩を書くことも
楽しくやるように心掛けている

ため息なんてついちゃ
ダメなんだなあ

料理は不味くなるし
詩は愚痴っぽくなる


石垣さん
女性が外で輝ける時代に
なってきましたよ
これからもっと……

#詩

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すべて / すべて

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あなたの
すべてをなくした

これから
僕のすべては生きてゆくのか

あなたの
すべてをなくした

僕の心はどうして
あなたのすべてでないのだろうか

残されたどうしようもなさは
あなたのすべてに入れて欲しかった

僕のすべてを捧げて
あなたが蘇るのだとしても
それはあなたが
今の僕と同じような哀しさの中に

天国であなたは
微笑んでいるのだろうか

僕のすべては
それだけを信じて
生きてゆくしかないのか

#詩

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