数押しゃ撮れる

歓迎式の後は議事場で市役所の責任者との顔合わせです。
小さな行政組織ということなのか部署の責任者の数は少なかった。

日本の行政組織との違いなど興味を持つところ多々ありました。

【撮影データ】
Canon PowerShot S95
2012/08/20 23:09:51
SS1/15 F2.8 ISO80
露出補正 +1/3

市役所責任者との顔合わせも終わり主要施設の見学に行きました。
まず最初は、ネイティブ・アメリカンがこの地に降り立ったとされる聖地の見学です。
一匹の鶴が舞い降りたのが起源とされているようです。
鶴は民族の象徴、亀は地の象徴とされ何やら日本の伝説のような親近感を感じました。
写真の石塔の右下奥にあるこげ茶色の小さな家状の物はネイティブ・アメリカンの墓です。

【撮影データ】
RICOH GXR MOUNT A12 Voigtlander
  ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 ASPHERICAL II
2012/08/20 23:56:45
SS1/800 F8.0 ISO200
露出補正 0

次は町で一番古いという教会です。
小さな町ですが他にも幾つも教会があります。

【撮影データ】
RICOH GXR MOUNT A12 Voigtlander
  ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 ASPHERICAL II
2012/08/20 23:43:44
SS1/320 F8.0 ISO200
露出補正 0

教会の内部です。
ステンドグラスや大理石調の柱など趣向が凝らされていました。

【撮影データ】
Canon PowerShot S95
2012/08/20 23:38:36
SS1/15 F2.0 ISO640
露出補正 +2/3

Soo Locks Visitor Center内部です。
スー・ロック（運河）の説明やミニチュアの動作模型などが展示されていました。
スー・ロック（運河）は観光名所の一つです。

【撮影データ】
RICOH GXR MOUNT A12 Voigtlander
  ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 ASPHERICAL II
2012/08/21 0:30:47
SS1/15 F5.6 ISO200
露出補正 0

スーロック周辺は公園となっていますがその片隅にどういう訳か鳥居が・・・

この鳥居はChase S. Osbornという人物が個人的に神戸から持って来てこの町に寄贈したとのことです。
チェイス・S.オズボーンは、ハンター、森の住人、世界を漫遊する人、探索者、科学者、政治家、演説者など多才な人物であったようです。
何故、彼が日本の鳥居をこの町に送ったのかは分かりません。また、我が町とも関係ありません（1860年1月22日の生まれで彼の没後に我が町とは姉妹提携されていますので）。

【撮影データ】
RICOH GXR MOUNT A12 Voigtlander
  ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 ASPHERICAL II
2012/08/21 0:53:57
SS1/500 F8.0 ISO200
露出補正 0

昼食はこの町のロータリークラブの会員と一緒でした。
定例会議の席のようでローターリークラブが一般市民の功労者に表彰などを行っていました。途中で私たちの紹介もありました。
こちらの方はロータリークラブのメンバーであるということには大変な名誉を感じておられるようでした。

【撮影データ】
Canon PowerShot S95
2012/08/21 1:28:34
SS1/15 F2.2 ISO80
露出補正 0

昼食の後はスーロック周りのスーベニアショップの散策でした。

【撮影データ】
RICOH GXR MOUNT A12 Voigtlander
  ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 ASPHERICAL II
2012/08/21 2:13:06
SS1/320 F8.0 ISO200
露出補正 0.7

スーベニアショップを散策している時丁度大きな船が通過するとのことでその様子を見学しました。
我々だけでなくアメリカ国内の観光客も多く観覧席は大勢の見学者で溢れていました。

目の前の大きな運搬船が見る見る下がっていき左側の水位の高いスーペリオル湖から水位の低い右側のヒューロン湖の方へ進んでいきました。

【撮影データ】
RICOH GXR MOUNT A12 Voigtlander
  ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 ASPHERICAL II
2012/08/21 2:55:23
SS1/400 F8.0 ISO200
露出補正 0

次に行ったのはEdison Sault Power Houseという水力発電所の一角にあるスーペリオル湖大学の水生研究所です。
ここでは、スーペリオル湖の鮭の生態を主に研究され鮭の資源管理をされている様でした。

【撮影データ】
Canon PowerShot S95
2012/08/21 4:28:37
SS1/15 F4.0 ISO80
露出補正 0

この日の最後のイベントとして議会に出席しそこで議員や一般市民の前で「名誉市民宣誓」を行いました。一人一人呼ばれ右手を挙げて宣誓し最後に宣誓書にサインをしました。

なかなかこういう経験は出来ないと思いますが参加者にとっては思い出に残る体験だったと思います。
新しい市役所になってIT化も進みこの式の様子やその後の議事の様子全てDVD　Videoに収めたものを頂きました。
こういうもてなしの演出は大変うまいですね。

この議会の後、小学校の見学などをしてめいめいのホストファミリー宅へと帰りました。

【撮影データ】
Canon PowerShot S95
2012/08/21 8:03:44
SS1/15 F2.2 ISO80
露出補正 0

地元紙の夕刊に載った記事。

名誉市民宣誓書。

【撮影データ】
Canon PowerShot S95
2012/10/23 23:43:34
SS1/60 F2.8 ISO80
露出補正 0

いろいろ興味深いですね。

なんだか一周させてもらったような気分になりました…。

観光ツアーのような上っ面だけの訪問ではないので色んな触れ合いがあり良い経験が出来ましたよ。

旅行記楽しく読みました。鳥居の件興味ありましたので調べて見ますと、領事館資料に簡単に紹介されています。竜王町との提携にも触れられてますよ。

http://www.detroit.us.emb-japan.go.jp/jp/kankatsu/MI%20place%20associated%20with%20Japan1.htm

領事館サイト拝見しました。
こんな風に紹介されていたのですね。
私が初めてこの地を訪れたのは2000年ですがこんなところで鳥居に出会うなんてと思いました。
その時日本では写真の様に鳥居の周りには木は植えてないが何故？と聞いたら子供たちが寄り付かないようガードのためだと言っていました。
この鳥居の送り主のチェイス・S.オズボーンさんはミシガン州知事もされた方ですがこの地をこよなく愛されたそうで他にも寄贈品があります。
また、チェイス・S.オズボーン氏が住んでいた家が今は日本で言えばペンションみたいな感じで宿となっているようです。
http://wrichardshouse.com/index.html

色々調べていくと面白いですね。また何年か後には行く機会もあると思いますが新たな発見をしたいと思っています。