親戚から頂いたカメラとレンズのジャンク品の中にはフィルム時代のEOS Kissで使われていたフルサイズ対応の2本のズームレンズがあり1本は望遠ズームのEF75-300mm f/4-5.6でもう1本は標準ズームレンズのEF35-80mm f/4-5.6 IIIでした。 レンズ焦点距離としては標準寄りワイドの35mmから望遠300mmまでと2本で広範囲をカバーできる構成で無難な組合せでした。 望遠ズームのEF75-300mm f/4-5.6は先のブログで書いたようにレンズも綺麗で完動品なのでα7IIで便利レンズとして使うことにしましたが標準ズームのEF35-80mm f/4-5.6 IIIも軽いしお気楽レンズとして使おうと確認しました。 しかし、残念ながら標準ズームのEF35-80mm f/4-5.6 IIIは保管状態が悪かったためと思いますがレンズに気泡が多数発生しており写りには少なからず影響があると思われる状態と分かり残念でした。 写らなくはないのですが気になります。レンズの気泡はレンズ自体に気泡が発生するわけではなくレンズとレンズを密着させるために使われたバルサムという樹脂が経年変化で変質したものでオールドレンズではよくあることです。 写りへの影響は知らなければ分からない程度です。が、やはりそのレンズで撮った写真の雰囲気はオールドレンズの写真を思わせる少しフィルターがかかったような感じでコントラストやくっきり感が落ちるのです。 分解方法が分かればダメもとで掃除してもよいのですがほんとにバルサムの品質劣化だと素人には修理は出来ません。 気長にネットで情報収集してから対処しようと思います。