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祖母が死んだと聞いた、その日の夜。
私は小説を書いていた。人の生き死になんて関係のない、颯那智ラブストーリー。
こんなときに、何をやってるんだろうと思いながらも。
驚くほど筆が進んで、それまで行き詰っていたはずの短編を一作、書き上げてしまった。
私にとって、小説を書くことが一種の精神安定剤になっていた。
その数日後。祖母の遺体が安置されている葬儀場でだったか。
数年ぶりに会った、叔父と叔母に言われた。
「ほたるはきっと、小説家になるんだと思っていた」と。
まだ、諦めていないなら。今からでも、叶えてほしいと。
そういえば、祖父母が健在だった頃。
小説家になりたいと話した私を、祖父も祖母も、応援してくれていたっけ。
叔父も叔母も、そのときのことを覚えていたんだと思う。
前の記事で書いた、澪標シリーズの原点になった物語。
思い描いたのは、祖母が亡くなる5年以上前で、もしかしたら、祖父も生きていた頃かもしれない。
もともとの設定は。
タカマ颯太を失って悲しみに暮れるタカマ那智が、夢でもいいからと、中ツ颯太に会いに行く話。
生まれ変わったタカマ颯太が、タカマ那智を見守る描写で終わる物語。
実際に、ネット上に公開する作品を書こうと思い立ったとき。
さすがに、メインキャラを勝手に殺すのはいかがなものかと思い、設定を変えた。
でも。
今いちど、「転生」をテーマにした作品を書いてみようか。
そんなことを考えながら。
琴さんの歌う「四季折の羽」を聴いています。
夢逢えのあとがきで、「颯太くん、勝手に殺したりはしないので、ご安心を」という趣旨の言葉を書いたけれど。
実は、まったくの別設定で、颯太くんが死ぬ話、考えたことあります。
その話を、下の記事で紹介した動画見ながら思い出してた。
あらすじはこんな感じ。
病に倒れたため、圭麻の家で療養を続けていた颯太くん。
見舞いに来る那智には、心配かけまいと、元気な素振りを見せるんだけど、実は喀血してて、それをみんな(特に那智)にばれないように隠してた。
でもあるとき、那智が気づいて、慌ててお医者さんを呼ぶ。
那智は心配でたまらないんだけど、仕事か何かの関係で、ずっとついていることはできなくて。
お医者さんを颯太のとこまでぐいぐい引っ張ってきて、後は頼むとばかりにその場を離れる。
でも、その時にはすでに手遅れで。
那智のいないところで、告げられた診断は、重度の感染症。
それを受け入れた颯太は、再び看病にやってきた那智に喧嘩を振って追い返す。
医者の診断は告げず、ただ、「おまえが嫌いだから」、「心配されるのがうっとおしいから」と嘘をついて、「もう来るな」と言い放つ。
納得できない那智に物まで投げつけて追い返す颯太に、冗談混じりに圭麻が呟く。「オレまで追い出さないでくださいよ。ここはオレの家なんですからね」と。
その数日後、颯太が病床の身でありながら、圭麻の家を飛び出して、行方不明になる。
その事実と、颯太が医者から告げられた診断を知った那智は、颯太を捜しまわるのだが……。
って感じ。
実はこれ、みおつくしシリーズのルーツだったりする(笑)
これはこれで、いつか小説書くかもしれないので、ラストは伏せておきます。
…実際に書くときは、死亡設定変えるかもしれませんけどね
この曲を、ただ綺麗に歌っている動画は別にあったんだけど。
それは、ただ、綺麗すぎて。普通に綺麗すぎて、心が動かなかった。
ものすごくうまいのに、ボカロ=機械が歌う原曲の方がいいと思った。
けれど、この人の声は。
儚さだったり、大切な人を救うための覚悟だったり、
零れ落ちる涙をこらえて、必死に機を織る心情だったり。
そんなものがにじみ出ていて、ものすごく好きです。
四季折の羽 vo 琴 koto
ん?鶴、だよね?違うのかな?鶴っぽいな~と思って聴いてたら。
そう来たか~~~!!!
オリジナルの物語より、こっちが好きかも。
【鏡音リン・レン】四季折の羽【オリジナル】
が、ピンとこない。
高天原のね、地形がピンと来ないのよ。
かえって日本地図の方がいいかも(笑)
颯太がどんな旅をしてきたのか。
そしてどんなタイミングで手紙を受け取ったのか。
管理人はただいま、イメージの旅に出かけております(笑)
昨年の10月30日に放送されたという、
マツコのアウト・デラックス見て驚きました。
ちーちゃん、帰ってきたんだね(笑)すごく可愛かったです。
一時は、聴くに堪えないほど声が出てないのに、
格好や言動だけがどんどん奇抜で大胆になっていって、
正直、もう無理だと思ってた。
戻ってきてくれてうれしいです。
ここ数日、ちーちゃんの歌声聴きながら小説書いてた。
◆ 鬼束ちひろ & BILLYS SANDWITCHES "I'm with your shadow" (Official Music Video)
だいぶ進んできました。
少し前の記事で「嫌気が差した」と書いた部分も乗り越えました。
さて、次の難関を突破する鍵は。
伽耶からの手紙を受け取った颯太が、何を感じ、何を考え、どう動いたか。
ここがわからないと、次へ進めない。
伽耶は、遠方を旅している颯太と泰造のそれぞれに、一刻も早く都(リューシャー)に戻るよう促す手紙を送ります。
字が不得手な泰造には、いたってシンプルな手紙を、
そして、天岩戸計画の核心にいち早く気付いた颯太には、核心について触れた詳細な手紙を。
伽耶と天照、そして時の遣い手(ツァイアー)だけが知っている真実。
それを知った颯太が、何を感じ、何を考え、どう動くのか。
実際の小説の中で、どれだけ描写するのかはともかくとして。
そこが生きてこないと、今後の展開も生きてはこない。
「生きた物語」にするために。
ただいまイメージ醸成中。
今日はほぼ一日中、この曲がずっと頭の中に流れてた。
うちんとこの橋姫さまとは、キャラデザ等々、いろいろ違うんだけど。
ものすごく参考にさせてもらってます!水橋パルスィーさん。
ゲームはやったことないけど、曲はすごく好き♪
東方VocalBGM 119 -緑眼のパルスィ ~Deep green eyes~
タカマ那智サイド、タカマ颯太サイド、中ツ那智サイド、橋姫サイド、オリキャラサイド……。
澪標シリーズ第三部は、多方面からじわじわと物語を進めなきゃいけないから、
なかなか手ごわいです(笑)
時系列に沿ってうまく構成できたときは楽しいけれど、行き詰ると息詰まる(笑)
2か月ぶりに、筆がトントンと進んだんだけれど、やっぱ途中で止まってしまった。
タカマ颯太の描写は、ある程度までは控えた方が、「今頃どうなってんの!?」ってな具合におもしろみが増すのだけれど、ある程度のところで描かないと、書くタイミングを見失う(笑)
フィギュアだったり、選挙速報だったり。
ちらちら見ながらも、パソコンに向かっているのだけれど。そろそろ限界だろうか(笑)
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